ささやかな楽しみ

庭の木々や草花が青々と葉を広げる季節。ちょっと手を抜くと、雑草が顔を出す。

ランニングの後、気になったので草引きをやり始めたら、枝の剪定もした方がいいなぁ~と、ついつい深みにはまってやめられなくなってしまった・・・。

喉が渇いた。こんな時は、やっぱりBeerだ!!仕事をした後は最高じゃん!!・・・って、いったいどれだけのことをやったっちゅうねん。完全に目的が変わってる。

とはいえ、昼間っから一杯飲めるのも、休日ならでは。ささやかな楽しみということで、お許しいただこう。


第2回(5月)保護者会

新型インフルエンザの臨時休校で、26日(火)の予定を今日に延期した、第2回(5月)保護者会。

授業参観と学校からの説明が中心だった第1回(4月)の保護者会と違い、全体説明を極力抑え、保護者同士の意見交換してもらいたいということで、「進路」「家庭での学習」「思春期の親子関係」の3グループに分け、そこに教員も入って、自由な話し合いの場を持った。

急な延期だったこともあって、参加者は4月よりは若干少なめだったが、予想していた以上の活発さで、1時間では足りないほどだった。また、そこでの意見交換が、その後のクラス保護者にもつながるなど、けっこう密度の濃い時間となった。

今回参加できなかった保護者には、今日の話し合いの要点をまとめ、後日配布したいと考えている。

で、その後、学校でいろいろ仕事をしていると・・・ほら、また今日もこんな時間やん (いま、21時48分)

ついつい、教育談義(そもそも論から、具体的な指導方法まで)ってしまい、今日、この時間までの話は、月曜日1時間目のLHRをどうするかということ。

目指すところが同じでも、そこへのアプローチの方法は、立場(例えば担任と生活指導といった)や人柄、持ち味によって微妙に違い、そこがお互いの琴線に触れると、ついつい議論が深くなる。いい時間であることは間違いない。でも、延々続くからといって、それに甘えていては本末転倒だ。

時間は有限。それをいかに有効に使うかと考えたとき、必要以上の議論によって、大事な行動時間が奪われるようであってはダメだ。

最小限の打ち合わせで、最大の行動をし、最高の結果を得る・・・そのために必要なのは、お互いの「深い理解」と「信頼」、「尊敬」加えて、周囲の有形無形、あらゆるモノへの「感謝の念」だろう。

お~い、22時を回ったぞ。そろそろ帰ろうや。


Self introduction

今年度のNZ短期留学(後半)の引率が決まり、子どもたち同様、教員も Homestay をすることになっている。

少し前から Application form を書いてね・・・と言われていたのを、すっかり忘れていて、今日現地に送るというので、慌ててつくった。自己紹介欄が2~3行のスペースしかなく、ちょっとそれでは少ないぞということで、別紙に書いた。

Hello!!  My name is Nagatoshi Yasui. I am 49 years old. I am a Science and a Mathematics teacher in Shiga Gakuen Junior High and High School.

There are five people in my family: my wife, two daughters, son, and me. And a dog called “Leon” and a rabbit are also members of our family.

I like very much to run and be doing jogging in the morning or after a job ended every day. I am participating in a race repeatedly. I am sometimes participating in the races of half and full marathon. And I like listening to guitar music.

I like to drink beer. I drink beer every day. My favorite brand is “Asahi Super Dry”. And I like to drink coffee.

I use my computer for work and fun. I am sending and receiving many E-mails every day. It is very convenient. I send messages to my friends. And I keep in touch with business associates.

My E-mail address is “info@yasuis.com”. Please tell it to me, if you have the address of E-mail.

I like study English. However, I don’t speak English well yet. I think that I want to study many cases about English conversation with the New Zealand visit in this time.

I am looking very much forward to meeting you, your family.

決して格調高い英文とは言えないが、最初に自己紹介するとしたら、まぁ、これくらいでどうかな・・・って感じ。

今日も、あと50分で日が替わる。父母教の本部役員会が19時半から22時前まであって、一日の締めくくり仕事をしていたら、この時間になった。

アカン、アカン!!明日は中学保護者会だし、そうゆっくりしていられない。サッサと帰って、明日に備えることにしよう。M先生、帰るでぇ~


おいっ! 明日になったぜ!!

23時半を過ぎると、セコムに連絡しなければならない。本来ならセットされる時間なのに、「おかしい」と思われるからだ。

「すいません・・・あと1時間ぐらい。・・・1時までにはセットします」

今日は放課後18時半から、中学で職員打ち合わせを行ったことで、19時半からの父母教総務&学年合同部会にも参加できず、一日の整理と明日の準備を始めたのが21時を回ってからになった。

で、一日の最終仕事である『教員通信』を書き終わるのが・・・結局、深夜0時を回るハメになった。

お腹空いた~Beer飲みたいよ~

そんなカラダのサインをなだめつつ、もう一息頑張れ!!


どうぞ遠慮なく・・・

ちょっと気になることがあるんやけど・・・こんなこと学校に聞いて、変に思われないかな?そんな心配を胸に、あるお父さんが学校に来られた。聞けば、毎日子どもが学校から帰ってきて、家族で話をするのだが、自分の思いと子どもから聞く学校のようすが違うような気がして、とにかく実態がわからないがゆえに不安なのだということらしかった。

ありがたい話だ。こうやって学校に足を運んでもらえるということは、何物にも代え難い親からの学校支援=サポートだと思う。

じっくり話をさせてもらって、親御さんの思いを十分に聞くことができたし、どこが不安なのかも、ある程度見通しをつけることができた。加えて、膝をつき合わせて意見交換することによって、学校側の願いも理解してもらうことができ、とても意義深い時間だった。

と同時に、学校(教師)目線では当然のことであっても、公立小学校から、私立の中学校へ進学させた親御さんにとっては、ある意味、本校への大きな期待があったわけで、それに応えるべく、もっともっと学校側の思いや教育観、具体的実践をきちんと伝えきる必要があると反省した。

何度も説明しているようで、伝わりきっていない・・・。お互いに自分の感覚で物事受け止め、理解しようとするから、どうしてもそういったズレが生じてしまう。それがわかっていながら、相手に理解を求めるのが先決で、振り返って自分が不十分だったかということは、後回しになる。当然、それではいけないわけだ。

そういった意味で、今日お父さんが来て下さって、話ができたことはとても嬉しいことだった。こういった積み重ねがお互いの信頼感につながり、子どもたちの教育をともにサポートしていくという行動になって表れてくるのだと思う。どんな些細なことでもいい、疑問や不安が生じたときは、遠慮せずに学校を訪ねてほしい。ゆっくり話を聞かせていただいて、今後に活かしていきたいと思う。


明日から授業再開

新型インフルエンザの発生に伴い、今日まで一週間の休校だったが、いよいよ明日から学校が再開される。

嘉田由紀子・滋賀県知事は、今日の記者会見で県民に向けて「通常の社会生活に戻ってほしい」と呼び掛けたそうだ。確かに、感染拡大防止の旗印の下、予定された行動指針にあわせて一斉休校の措置がとられたことは、ある意味、危機管理上必要なことだったかもしれない。

しかし、目に見えて感染者がバタバタと倒れていくようなこともなく、症状もほぼわかっていて、ある程度予測可能な、この程度のことで(・・・というと誤解を招くかもしれないが)、ここまで大騒ぎするのは、どう考えても”群集心理”的な側面が、ありはしないだろうか。手洗いやうがいの励行、人混みに行くときにはマスクを着けて・・・と、iいたるところに消毒液まで完備してはいるものの、果たしてそれに対してどれほどの危機感を持って、我々がその必要性を認識しているのだろう。ホンネのところでは、かなり怪しいと思う。

世間の動きに合わせておかなくちゃ、何かあった時に責められる・・・多くはその程度の感覚で、対応しているような気がしてならない。こんな状態で、本当の危機がやってきたらどうなるのか? ただ呆然と立ち尽くすか、慌てふためいて右往左往するのが関の山、結局は何もできないまま終わってしまうのではないかと思う。

マスクや消毒液で予防する前に、しっかり身体を鍛えるのが先だろう。対処療法を声高に叫ぶ前に、まずは細菌に負けない身体づくりが必要ではないのか。

今回の対応に限らず、いろいろな場面に出てくる、どこか嘘っぱちの、長いものに巻かれろ的な、責任回避さえできればいい、みたいな対応に寒気がする。

ほんとうは、どう思ってるねん!!

周りを気にすることなく、正直に、自分の信念で行動していける強さを持った、ホンネの直球勝負で生きていきたい・・・。


あと4年働けば・・・

誤解のないように断っておくが、あくまでも架空の話・・・

したくてもできないことはたくさんあるわけで、仕事上の責任を放棄してまでそうしたいとは思わないし、仕事から逃れたくてそう言っているのではない。ただ、仕事をする目的のひとつというか、親としての大きな「役割」の一部から解放される?ということを思うと、働くことに対する「立ち位置」や「関わり方」を見直してもいいんじゃないかと思うのだ。

で、いったい何の話やねん!!

あはは・・・、そろそろ本題に移ろう。

実は、我が家の一番下の娘が今年から大学に通うようになり、普通にいってあと4年で社会に出る。つまり、独り立ちできることになるわけで、そうなれば基本的に親が支えなくてもいいということになる。一番上の娘が今年から就職したので手が離れ、二番目の息子が大学2回生なのであと3年、で、この三番目の娘があと4年というわけだ。

自分の力で収入を得、独りで生活していく・・・(住まいを別にするとか、そう言うことではない)とすれば、子どもにかける教育費や、子どもの生活の面倒を見る親の金銭的負担が必要なくなるわけで、残るは自分たち(自分と嫁)の生活と地域の付き合いに必要な収入さえあればやっていけるということになる。

別に、棺桶まで貯金通帳を持って行こうとも思わない(実際、無理な話だ)し、必要以上にお金があっても、使わなければ意味がない。子どもたちに遺産?残すといっても、今までを考えればあって無きがごとし・・・。

なかには、お金があるに超したことはないという人もいるだろうが、今の生活とかけ離れたような暮らしをしたいとは思わないし、自分の身の丈に応じた生活ができれば、僕はそれで十分満足だ。

ということになれば、今の収入(決して多いわけではない!!)が多少減っても、例えば、新人の頃の収入になったとしても、自分独り、あるいは嫁と二人が生活できさえすれば、それ以上を望まなくてもいいということになる。

つまり、一日24時間を仕事に捧げ、365日フルタイムで働かなくても、「必要最低限これだけあれば」、という金額に見合う仕事さえすれば、それでいいわけだ。

いや、そうする方が肉体的にも精神的にも、すこぶる健康的で医者いらず。今のように、生活の基本が仕事ありきだと、毎日、仕事のことばかり考え、生活を犠牲にしてまですべての責任を全うすることが必要になる。でも、生活の一部に仕事がある(実際、今の仕事でどういう関わり方ができるのかわからないが)ような形がとれれば、その範囲で一生懸命に働き、責任を果たせばよい。あとは余暇、つまり自分を幅広く、深く、豊かにすることに時間が使えるわけで、教育現場にいる僕としては、その方が今より何倍もいい教育ができるのではないかとさえ思える。

専任教諭でなくて、かといって非常勤の時間講師ということでもなく・・・あることだけに特化して仕事をするような、ある意味専門職のような扱いで・・・業務委託のような形で、年俸制でいいから(青色申告ができる)・・・。そんな、ユルく、それでいて熱くて前向きな・・・。今の教師という仕事の”発展型”のような生き方ができないかと、密かに夢を描いている。

ただ家で、こんなこと考えてるんやけど~なんて漏らそうモンなら、一言、「アホなこと言わんといて!!」、「死ぬまで働くに決まってるやん!!」

夢の実現には、まだまだ道のりは険しそうだ。


ピークは過ぎたか?

新型インフルエンザで休校中の日曜日。子どもたちは家でおとなしく勉強しているだろうか。

感染の拡大を防止するために、できるだけ外出は控えようマスク、手洗いを励行しよう・・・などなど、対応マニュアルめいた「指導」があったものの、果たしてどれだけの人がそれを遵守しているのだろう。

一時期の兵庫、大阪ならいざ知らず、少し離れれば「対岸の火事」。表向きには「感染防止だ」「ちゃんとしなくちゃ」などと言っていながら、気持ちはどこか他人事で、「ほんとうに危機感を感じているか・・・」と聞かれれば、そうでない人が大半だろう。

このままいけば、本校を含め、県内各校の休校措置が26日で終わる。今のところ拡大している様子もないし、終息の方向に向かっているようだ。

たかが一週間の休みじゃないか、すぐに取り戻せるよ・・・。そう言えるようなら苦労はしない。機械じゃないんだし、スイッチオンで100%の状態になるわけじゃない。モチベーションも含めて、今回の騒動が子どもたちに与えた影響は大きい。

来るべき春季高総体に備えて、ほんとうならグランドを駆け回っているスポーツクラブの選手にとっては、状況はさらに深刻だろう。

「どこの学校も条件は同じなんやし・・・」とはいっても、ふだん、カラダを動かしてナンボ!!の選手たちにとっては、ただの慰めにもならないくらい、意味のない励ましだ。

とにもかくにも、登校が開始されるであろう27日以降が勝負だ。一日も早くいつものペースを取り戻し、失われた一週間を補いたい。


どこまでおバカになるのか・・・

いったい、この国はどうなってしまったのだろう・・・

今回の新型インフルエンザ騒ぎでも、マスコミの煽りを受けてかどうか知らないが、無責任な言動をする人間が後を絶たない。

模擬国連全米大会から帰国した生徒2名が感染した洗足学園高校に対し、「何で生徒をニューヨークに行かせたのか」、「社会的責任を考えろ」「同じ電車を使っている子どもが感染したらどうしてくれるんだ」など、21日だけで50件以上の電話があったという。同様の電話は、最初に患者が確認された兵庫や大阪の高校でもあった。神戸高校には「市民祭りが中止になった責任を取れ」という抗議もあったらしい。

TVなどでの取り上げ方も、感染者がまるで悪人か何かのような報道が目立ち、レポーターが移動経路を実際に辿って中継するなど、半ば面白がっているとしか言いようのないはしゃぎぶりだ。

もう少し静観するというか、相手の立場に立った「報道」はできないものだろうか。最近のマスコミ、特に映像メディアの傍若無人ぶりは甚だしい。言葉は悪いが「ウケ狙い」を第一に考えて番組を作っているとしか思えない。

それに踊らされた国民は・・・何かあったら、その内容も事実もよく確認しないまま、大騒ぎする。ただの面白がり以外の何ものでもない。

日本人はどこまでバカになっていくんだろう。