どうぞ遠慮なく・・・

ちょっと気になることがあるんやけど・・・こんなこと学校に聞いて、変に思われないかな?そんな心配を胸に、あるお父さんが学校に来られた。聞けば、毎日子どもが学校から帰ってきて、家族で話をするのだが、自分の思いと子どもから聞く学校のようすが違うような気がして、とにかく実態がわからないがゆえに不安なのだということらしかった。

ありがたい話だ。こうやって学校に足を運んでもらえるということは、何物にも代え難い親からの学校支援=サポートだと思う。

じっくり話をさせてもらって、親御さんの思いを十分に聞くことができたし、どこが不安なのかも、ある程度見通しをつけることができた。加えて、膝をつき合わせて意見交換することによって、学校側の願いも理解してもらうことができ、とても意義深い時間だった。

と同時に、学校(教師)目線では当然のことであっても、公立小学校から、私立の中学校へ進学させた親御さんにとっては、ある意味、本校への大きな期待があったわけで、それに応えるべく、もっともっと学校側の思いや教育観、具体的実践をきちんと伝えきる必要があると反省した。

何度も説明しているようで、伝わりきっていない・・・。お互いに自分の感覚で物事受け止め、理解しようとするから、どうしてもそういったズレが生じてしまう。それがわかっていながら、相手に理解を求めるのが先決で、振り返って自分が不十分だったかということは、後回しになる。当然、それではいけないわけだ。

そういった意味で、今日お父さんが来て下さって、話ができたことはとても嬉しいことだった。こういった積み重ねがお互いの信頼感につながり、子どもたちの教育をともにサポートしていくという行動になって表れてくるのだと思う。どんな些細なことでもいい、疑問や不安が生じたときは、遠慮せずに学校を訪ねてほしい。ゆっくり話を聞かせていただいて、今後に活かしていきたいと思う。


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