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バックアップは取りましょう・・・

BUFFALO HD-PX500U2町内ふるさとを守る会の報告データがぎっしり詰まってる、BUFFALOのHD-PX500U2(ポータブルHDD)が認識できなくなった。

朝8時過ぎから、Partition Wizard Home Edition でデータ復旧を試みたり、何やかんやと試してみるも、全く改善する気配なし。3月末で業務や会計を締めて、報告書を提出しなければならないのに、万事休す・・・。

データがなければ申請書に始まり、中間報告書、会計簿など、まるまる一年分の膨大な資料を作り直さなければならない。本業も含め、年度末から新年度へと、この時期は超タイトな綱渡り状態で動いている中、こりゃどう考えてもお手上げだ。

どこかにバックアップを取っていたかと探すも、昨年度までのデータしか見つからない。今年度から新しく始まった事業やし、もう少し整理してからバックアップしよう・・・と先延ばしにしていたのがいけなかったのか。

あきらめて、気分転換にコーヒーを飲みながらネット検索していたら、こんな一文に遭遇した。

「既に暗号化をされているようであれば、ディスクが見えない状態になっているものと思います。暗号化解除の手順を実施して、ディスクが見えるようになるか確認してください。 」

そうだ。このHDDは中を見られないように暗号化できるようになってたっけ?

とはいえ、つい先日までは普通に中身が読めていたし、暗号化なんてしてないわけで、自動的にそんなことになるわけないよな~って思いながらも、藁をもつかむ心境で暗号化ツールをインストールし、初期設定でアクセス。

おおっ~!
読めた、読めた!!

なんだかよくわからないけど、以前の状態に戻った。もちろん中に保存してあったデータも全く問題なし。

2時間あまりの苦しみが嘘のような結末に、苦笑い・・・。


物事の見方・捉え方は、ひとつじゃない!

滋賀県のイメージは?・・・と聞かれて、みなさんは何を思い浮かべますか?

僕が真っ先に思い浮かべるものは「琵琶湖」です。京阪神に住んでいる人の多くは「マザーレイク」という言葉に、近畿の水がめとしての琵琶湖のイメージを重ね、滋賀県のシンボルとして位置付けています。

ところが関東の人たちに言わせると、いつも琵琶湖が出てくる滋賀県の観光ポスターやイメージ広告にはどうも違和感があるらしいのです。美しい湖といえば「富士五湖」とか「十和田湖」を思い浮かべ、琵琶湖は単に一番大きいという印象しかないそうです。

また、TVの何とかサスペンスみたいな番組で、琵琶湖岸で事件が起こって捜査が行われるとき、決まって登場するのが京都府警だったりすると、琵琶湖って京都にあるんだってねぇ~・・・なんてことにもなりかねません。

一方で「近江」という言葉からくるブランドイメージは高く、関西では「おじいちゃん、おばあちゃんの田舎」というイメージなのに対し、関東では「歴史がある土地で、豊かな文化財に恵まれたところ」、「近江商人」、「近江牛」・・・という見方になるといいます。

確かに、その土地で生活している人が描くイメージと、実際にほとんど目にしたことがない人が限られた情報から想像(?)するイメージとでは大きな違いがあります。

有名な観光地だって遊びに来た人が行き交う華やかな表通りの一歩裏には、そこで日々生活を営む人たちの暮らしがあるわけで、同じ景色をハレ(遊び)の目でとらえるか日常の目でとらえるかによって、印象は180度変わってきます。

しかし、そのいずれもが街の姿であることに変わりはなく、どちらがいい・悪いは別にして、いろいろな角度から幅広く受けとめてこそ初めてその街が理解できるということは間違いありません。

私事になりますが・・・教育の現場だって同じことだと思います。

毎日、子どもたちに接していて、いったいどれだけのことがわかっているのか・・・。限られた情報のみで判断してしまうことなく、一歩引いた広い視点で捉える意識を持たないと、物事を見誤ってしまうことにもなりかねません。


先祖のご縁を感じつつ

お盆になるまでは「あれもしよう、これもしたい」と、久しぶりの休日にワクワクしていたのに、過ぎてしまえばアッと言う間。結局、お盆行事に振り回されてしまったような感じだった。

さほど信心深いわけでもないし、昔のように「お寺さん」に対して、物心両面で過分なご奉仕をするご時世でもない。にもかかわらず、やっていることはほとんど変わらないのはどうしてだろう。

自分だけのことではない・・・

お盆は先祖の霊にふれ、ご縁を感謝し、元気で暮らしていられる自分や家族をありがたく思うひととき。そういった意識が小さな頃から染み付いていて、「手を抜く=いい加減に済ませる」ことを心が許さないのかもしれない。

だから昔のまま、多少は時代に合わせて簡素化されているものの、お寺関係の行事は生まれてこのかた全く変わっていない。基本は50年前、いやもっと昔からずっと同じに違いない。

3日間、朝昼晩とお仏壇にお膳を供え、午後5時(最終日は4時)にお寺にお参りして、お線香を手向け、手を合わせる。朝早く、お寺さんが家の仏壇にお参りにくる。

お膳の料理も基本は決まっていて、かつては完全に精進料理。お盆期間にお肉を食べるなんてことはなかった。

すべてにしきたりというか、お作法があって、なんだか堅苦しくて、気を遣ってばかり。

でも、そんなことをやっているのも、我々の世代で終わりだろう。息子や娘たちは、全くそんなことなど気にせずに、お盆休暇を満喫している。もっとも、お盆に休みが取れると決まったわけでもなく、カレンダーどおり仕事に行かなくてはならない人もたくさんいる。

お盆で、お寺参りせなあかんねん・・・

そんな言葉で許されるような時代ではなくなった。当然だと思う反面、どこか寂しいような気持ちが心をよぎる。せめてお盆くらい、日常から離れたところで自分を、自分の家族を、先祖を振り返りたい。そんな気分を失くしたくない。

そう思いつつも、また明日から忙しい毎日が始まる。


いまこそ訪れたい、心のふるさと

昨日の朝刊で目にした広告に誘われ、仕事帰り(もうすぐ22時になろうかという時間でしたが)に書店に立ち寄り、『サライ』6月号(小学館)を買いました。最近、書籍といえばネット購入がほとんどですが、ちょっとした雑誌がほしい時など、24時まで開いている書店があり、けっこう便利です。

サライ(6月号)表紙

6月号は日本全国の豊かな「森」が大特集されているのですが、お目当てはそれじゃなくて、もう一つの特集『琵琶湖路「祈りの里」訪う』です。

いま、NHK大河ドラマ『江』でも話題になっている自然の雄大さと国の要所として知られる近江国(滋賀県)を、5つの切り口で紹介しています。何世紀もの歴史が幾層にも重なり、人々の祈りが生き続けている琵琶湖路を、古寺、仏像、伝統の手技を求めて案内してくれています。

サライ(6月号)滋賀県特集

ふだん滋賀県に住んでいながら行ったことのないところや、名前や雰囲気はある程度知っていても、そんなに奥深くまで探ろうとしない部分の「よさ」をが、深みのある写真と記事から伝わってきます。

また、この特集の第2部・第3の旅「近江の手仕事を訪ねる」では、以前から親交のある大西新之助商店(彦根市新海町)の大西實さんが紹介されていて、『近江上布』の魅力が綴られています。

サライ(6月号)特集「近江上布」

ちょうど私自身、昨年のゴールデンウィークに工房を訪ね、見学をしながらいろいろお話しをうかがいました。東京での展示会やインターネットでの販売もやっておられます。

 ☆そのときのようす(写真レポート) WEBショップへのリンクも掲載しています
    → 近江上布、大西新之助商店を訪ねて

 ☆新之介上布に関係するtwitterはこちら
    → @shinnosukejouhu (新之介上布/大西新之介商店)
    → @lake_wistaria (湖藤/新之助上布webshop)


左義長祭で「どんど焼き」

今日は成人の日。彦根市では、昨日が成人式だった。

我が家の末娘もとうとう大人の仲間入り。これで3人の子どもがみんな成人し、親としての役目も一段落かな?

さて、時折雪が舞う寒い日だったが、晴れ間には伊吹山がくっきりと見え、なかなかの休日。

町内の神社では、朝8時から恒例の左義長祭が行われた。

この祭は、宮中で正月の十五日および十八日に行われていた、天皇が書いた吉書(きっしょ)を燃やす「吉書三毬打」の儀式が民間に流布したものらしく、お正月のしめ縄や門松を外して燃やす ことになっている。 

小学生までの子どもがいる家庭では、お正月の間に書き初め(吉書)をして、この日、笹飾りにして燃やす。

これが、いわゆる「どんど焼き」。

その煙や、燃えたあとの吉書紙の切れ端が高く大空に舞い上がるほど、書も上手になると言われている。

また、この火で焼いた餅を食べると1年間病気にならないとされ、僕たちが子どもの頃は家から餅を持ち寄り、焼いて食べる楽しい年中行事でもあった。


雪化粧で迎えた新年

2011年の元旦は、前日から降り始めた雪で一面の銀世界・・・

何はともあれ、毎年の恒例行事で幕開けといこう!

朝一番に家の神棚や仏壇にお灯明をあげ、お雑煮をお供えして、今年一年が無事に送れるようお祈りした後、

家族そろってお雑煮とおせちを食べる。

その後、家長である僕が町内の氏神さんと3つの寺を順に回り、年始の挨拶をする。

まずは、氏神さん「豊田神社」。

続いて、3つのお寺を東から順に回る。

禅宗のお寺、平等山宝池院蓮性寺。

ご住職が昨年亡くなられ、今年は年始のご挨拶なし。

次に、そのお隣にある浄土宗のお寺、延命山地蔵院常光寺。

我が家の願い寺でもある。

住職さんと、しばし談笑。

3番目は、公民館の隣にある浄土真宗のお寺、康雲山光雲寺。

どのお寺もそれぞれ歴史を感じさせる雰囲気があり、本堂に上がって手を合わせると身も心を引き締まる。

その後は、町内にある7軒の親戚をまわって、年始の挨拶。

以前はどの家でもお酒を飲み交わしながら、ゆっくり話をしていたが、年々それも少なくなって、

年始の言葉を交わすだけで終わってしまう家も多くなった。

時代の流れとはいえ、ちょっぴり寂しい・・・


「FMしがらき」10月1日開局!

甲賀市信楽町一帯で10月1日~11月23日(54日間)にわたり開かれる国際陶芸祭・信楽陶芸トリエンナーレ2010『信楽まちなか芸術祭』にあわせ、会期中限定で開局するFM放送「FMしがらき」。

10月1日の開局まであと一週間と迫った24日(金)の夜、甲賀市役所信楽支所横に作られた特設スタジオでは、各番組のDJ、ミキサー、ディレクターが集まり熱心にリハーサルが行われている。

放送は現在、次のような4つの番組構成で行うべく、準備が進行中。

(1)「おはよう!信楽まちなか芸術祭」(仮称)

放送時間/毎週土・日・祝 9時〜10時

放送内容/インフォメーション番組

・昨日の出来事 ・今日のイベント情報

・番組がおすすめするイベント紹介 など

(2)「Wha’sトリエンナーレ」(仮称)

放送時間/毎週土・日・祝 10時〜14時

放送内容/まちなか芸術祭の情報番組

・まちなか芸術祭各会場の紹介やリポート

・出展作家さんの紹介 など

(3)「こんなとこ信楽」(仮称)

放送時間/毎週土・日・祝 14時〜16時

放送内容/信楽のええとこ、魅力の紹介番組

・まちなか芸術祭情報 ・信楽の魅力やええとこ紹介

・カフェ紹介 ・信楽各地域の細やかな情報 など

(4)「こちら信楽支所東側第二駐車場前情報局」(仮称)

放送時間/毎週土・日・祝 16時〜18時

放送内容/信楽の地元向け番組

・地元の若者を中心に番組を企画

・地元小、中、高校生の企画なども取り入れ制作中

なお10月1日(金)の開局日には、開局記念特別番組を11時〜14時に放送予定。

☆詳しくは、下記の各公式サイトへ

FMしがらき公式ブログ

FMしがらきHP

信楽まちなか芸術祭HP


畑仕事に汗流す・・・

今日、日曜日は・・・自治会恒例の草刈りと川掃除。

朝8時から、まずはお宮さんの境内と参道の草刈りをした後(割り当てで決まっている)、次は湖岸緑地公園の草刈り。それが終わると、町内から琵琶湖に流れている大川の藻取り作業。さほどつらくはなかったけど、久しぶりに草刈り機を動かしたって感じ。

ついでに、一面に草ぼうぼうになっていた畑の草刈りをすることにした。ひととおり終わったところで、小屋からトラクタを出し、畑を耕すことに・・・。

そうこうしているうちに、お昼近くになった。あともう少しなんだけど、ここは家族のペースを無視するわけにはいかないので、いったん家に戻り、お昼ご飯。

汗かきついでに、あまりゆっくりしている気にもなれず、急いで畑に戻り、続きの作業・・・。

荒神山を遠くに望み、順調にトラクタを走らせる。別に何を植える予定があるわけではないが、キレイに耕された畑を目にすると、ついつい野菜の一つでも育てたくなる。

とはいえ、毎日の仕事状況を考えると、それはまた夢の夢・・・って感じがしないでもない。


降誕会、生きていられる幸せに感謝

今日は、法然聖人が誕生されたことをお祝いする法要「降誕会」。浄土宗の宗祖法然上人は長承2年(1133)4月7日に誕生され、新暦にするとちょうど今頃にあたるということで、うちのお寺では毎年5月の第3日曜に行われている。

お寺へお参りし、本堂で全員そろって、まずはお勤め(勤行)。老若男女、幾世代にもわたる参拝者があり、子どもの姿もけっこう多い。

お勤めの後は、ご住職(浄土宗では「おっさん」と呼ぶ)の法話を聴く。

そして、各汁組(お講汁を炊くために数件ずつが組になっていて、町内の檀家が8つの組に分けられている)ごとに分かれて、お酒を酌み交わしながら軽く食事をいただく、賑やかな時間となる。

我々のように、ふだん勤めに出ている年代層は、なかなか足を運ぶことの少ないお寺だが(今は法然上人800年大遠忌の準備でよく行っているが)、こうやって行われる年数回の行事ごとは、小さな頃からカラダに染みついた感があり、行けばホッとする空間がそこにある。


ふるさとを守る会、奉仕作業

日曜日、ゆっくりしたいところだが、そうもいかず・・・。

朝8時から、自治会「ふるさとを守る会」恒例の奉仕作業。小学校通学路脇に植えられているシバザクラの手入れだ。

「自分たちの農地・水・環境を、みんなで協力して守っていきましょう」という事業の一環で行っている道路法(のり)面の植栽で、主たる目的は雑草が生えるのを防ぐこと。だから、花壇のように意識して植えられているわけでもないので、色もバラバラ。ただ、咲いているのを遠目に見たら、何となくキレイかなぁ〜っていう程度。そんなところの草刈りとあって、なかなかテンションが上がらない。

とはいえ、いい天気のすがすがしい朝、作業を始めると、しだいに気分も良くなり、気がつけばけっこう夢中になってやってたりして・・・。

2時間弱、みんなで分担しながら300mの法面花壇の草刈り終了。よけいな草がなくなり、すっかり美しくなったシバザクラが青空に映えて、大・満・足!