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今年のイチバン! 大阪マラソン、完走!

今年を締めくくるにあたり、10月30日に出場した第1回大阪マラソンを書き留めておきたい。

  

今回の出場にあたり、読売新聞の取材を受けた。

☆☆ 情熱教育、走る意欲も点火 ☆☆

滋賀学園中・高の教諭安居長敏さん(52)(彦根市南三ツ谷町)は「マラソンは元気の素(もと)」と話し、本番に向け、自宅近くの湖岸で走り込む。フルマラソンの自己最高タイムは、走り始めた12年前に記録した4時間26分。その更新を目指し、「できれば4時間を切りたい」と意気込む。

別の私立校の教諭だった12年前、「フォーティーズ・クライシス」(40歳代の危機)という流行語にせき立てられるように、「このままでいいのか」と危機感を募らせた。「何か、一心に打ち込めるものを」と考え、体一つで可能なマラソンを選んだ。

雨の日も雪の日も、自分を追い込むために休まず走った。生き方そのものも変えようと、2002年に学校を辞め、彦根、東近江両市域をカバーするコミュニティーエフエム放送局の設立、運営に携わった。毎日が充実している感覚はあったが、忙しさにかまけて、いつしか走ることをやめていた。

再び、転機が訪れたのは06年。番組出演で出会った滋賀学園の関係者に“職場復帰”を誘われ、4年ぶりに教壇に立つことになった。教育現場に戻り、生徒と触れ合ううち、「学校から外に出して、地域の文化や自然に学ばせるべきだ」と感じ、総合学習の時間を利用して実践することに。そうした教育への情熱が再び、「走りたい」という思いにも火を付けた。

大阪マラソンに申し込み、一度は落選したが、追加抽選で出場が決まった。忙しい仕事の合間を縫って走り込む安居さんに、感心する同僚も少なくないが、「若いと言われるのがうれしいから、いつまでも、マラソンを続けていきたい」と、若々しい笑顔を見せた。

(2011年10月28日  読売新聞)

おすすめ!ランニングコース

時はゴールデンウィーク。毎日いい天気に恵まれ、ランナーにはワクワクの練習日和です。もちろん「走らなくてどうするの〜」ということで、ボクも仕事の合間を見つけて連日、Let’s Go!!  Running!!

ふだんは自宅周辺のコースを走っているのですが、今日はちょっと足を延ばして「荒神山ランニング」に出かけてみました。

コースは、曽根沼湖岸緑地公園→宇曽川バイコロジー自転車道→参道日夏線→荒神山山頂までの往復11.5km、完全舗装路です。

曽根沼緑地公園〜荒神山山頂ランニングコース

①曽根沼湖岸緑地公園  ②スタート  ③公園内の散歩道  ④宇曽川自転車道  ⑤参道日夏線入り口
⑥参道距離表示板  ⑦千手寺の参道石段  ⑧中間点距離表示  ⑨間もなく山頂  ⑩山頂からの眺め

平坦路と勾配路が半分ずつのこのコースは、曽根沼湖岸緑地公園をスタートし、公園内を横切った後、荒神山北側山裾のサイクリング道を走り、日夏側の参道(2.8km:高低差約180m)を山頂(標高262m)めざして登ります。

この参道には、100mおきに距離表示があって、タイムの確認が簡単にできます。また、コースからは外れますが、途中にある千手寺参道の石段を上り下りして、さらに足腰を鍛えるメニューを取り入れることも可能です。

山頂に登った後は、ゆっくり景色を堪能する間もなく折り返し、同じコースを引き返します。参道を一気に駆け下りた後、サイクリング道をスタート地点まで戻り、片道約5.8km、往復11.5kmのコースです。

上り下りがあって、足腰を鍛えるには打ってつけの練習コース。もちろん、片道だけのトレーニングも可能です。上り下りのどちらを試すかは自分しだい。ご近所さんは、ぜひチャレンジしてみて下さい。


初フルマラソンの思い出

ボクのフルマラソンデビューは今から11年半前、1999年11月21日に「君のチャレンジ精神に栄光あれ!」のキャッチフレーズで開催されたチャレンジ松岡九頭龍フルマラソンでした。

ボクの初フルマラソン、ゴール!

当時所属していたランニングチームのメンバーに刺激され、初めてのフルマラソンは「この大会」と決めていました。やるからには完走をめざそうと、周囲には「今年こそはフルマラソンに挑戦するから!」と、ことあるたびに宣言し、自分にプレッシャーをかけていました。しかし、いざその日が近づくにつれて、「果たして自分にそれができるのだろうか」と、不安ばかりがどんどん大きくなって・・・。

迎えたレース当日、朝5時半前に車で自宅を出発。湖周道路を北上し、木之本から北陸自動車道に入ると、何となく雲行きが怪しくなってきました。「嫌だなあ・・・」と思っていたら、間もなく雨が降り出し、コンディションは悪くなるばかり。一方、車は順調に進み、7時過ぎには会場に到着。雨は小降りになっていましたが、風がとても強くて気持ちが萎えていきます。

九頭龍川河川敷に設けられた受付会場は、あちこちに水溜まりができていて、あっという間にシューズがドボドボ。チームのメンバー3人と合流し、一緒に開会式に参加。式の中で、来春3月に結婚する予定の小学校の先生(フル初挑戦)が、クラスの子どもたちの声援を受けながら婚約者と仲良く選手宣誓。結婚後も、こんなふうに二人で走るんだろうな・・・と思うと羨ましくなりました。

9時、いよいよレースがスタート。松村和子のデビュー曲「帰ってこいよ」の歌が流れる中、男子373人、女子75人が一斉に走り出しました。この時、参加者が申込書に書いた「ひとこと」が順に読み上げられるのもこの大会の一つの特徴で、その声に背中を押されるように元気が湧いてきて、すごく嬉しくなります。

コースは、松岡町五松橋近くの九頭龍川河川公園から福井市中橋付近まで、川沿いのサイクリングロード約10kmの区間を二往復します。途中、3カ所のエイドステーションとトイレがあり、不安はありません。また、フルマラソン初挑戦の参加者が多いこともあって、「完走請負人」とよばれる人たちが伴走してくれます。九頭龍走友会に所属する3人のおじさんランナーたちが、疲れて歩き出した選手を励ましたりアドバイスをしたりするなど、何度もコースを行き来して、制限時間6時間以内の完走を請け負ってくれます。また、それとは別に「見回り奉行」とよばれる人たちもいて、サポート体制は万全です。

さて、僕の初フルマラソン・・・。25kmぐらいまでは、5kmを28分くらいのイーブンペースで走り、その後35km手前くらいまでは少しペースダウンしたものの、5kmが30分を切るペース。この調子なら4時間を少し過ぎたくらいでゴールできるかも?なんて、一時は甘い期待が頭をよぎりましたが、やはりマラソンはそこからが正念場、最後の数キロで本当の苦しみを味わうことになりました。

膝がガクガクになり、足はほとんど上がらない。「歩け、歩け・・・」とささやく声が、どんどん大きくなっていって、ペースは急激にダウン。歩くよりも遅いような走り方しかできない中、それでもなんとか踏ん張り、やっとの思いで、目標だった4時間30分以内でゴールイン。感激の瞬間でした。

あれからいくつかのレースに出場し、ランニングをまともにやっていた1997年11月~2001年12月までの4年間で・・・

公式マラソン大会完走回数
フル(2回)、ハーフ(7回)、10km(23回)、他(7回)

ベストタイム
フル(4:26:27)、ハーフ(1:42:00)、10km(42:26)

奇しくも、初フルが一番いいタイムだなんて、なんかおかしいよなぁ~と思いつつ、2002年からはエントリーするも仕事の都合で(ちょうど20年間勤めた学校を辞めて、新しい仕事をやり始めた時期にあたります)出場できず、その後は細々と練習するのみ。

これではいけないと、10年ぶりの沈黙を破って、昨年あたりからボチボチ本格的な練習を開始し、現在に至っています。

先日(4月25日)、大阪マラソン2011の抽選結果がメールで届きました。

◇◇ 大阪マラソン2011 抽選結果(落選)のお知らせ ◇◇
このたびは第1回大阪マラソンにご応募いただき誠にありがとうございました。
お陰様をもちまして定員を大幅に上回る申込みがあり厳正なる抽選を行いましたところ、誠に残念ながら今回はご意向に沿えない結果となりました。
今後、参加料の未入金者が多かった場合には、追加当選者を出すことがございます。
その場合、7月中旬頃に再度『第1回大阪マラソン追加当選のお知らせ』にて通知させていただく予定です。
つきましては、下記に記載される『追加抽選のスケジュールについて』をご一読ください。
なお、追加当選の状況に関する問い合わせには対応できません。
また、追加抽選の結果につきましては、当選者のみの通知といたしますので何卒ご了承ください。

マラソン復帰記念にと意気込んでいた大阪マラソンでしたが、その舞台にも上がれず、残念な結果となりました。

しかし、これで引き下がっていては10年間のブランクを破った意味がありません。リベンジすべく、大阪マラソンに続いて関西圏で行われる都市型ビッグマラソン、第1回神戸マラソンにエントリー。

今度は抽選が当たりますように・・・と祈りながら、今日も約1時間走ってきたところです。


ランニングとビールの相関関係

ゴールデンウィーク中、それなりに仕事があって、完全にオフとはいかなかったが、ランニングに行く時間だけは確保できた。重かったカラダも毎日走るとそれなりに順応してくるようで、日増しに軽くなっていくのが実感でき、「こりゃあ毎日走らんといかんなぁ〜」と反省するばかり。

気持ちよく汗をかいた後は、すっきりシャワーを浴びて気分爽快。当然、ノドを潤そうということになり、手はビールにのびていく。

「うまいんだなぁ〜、これが!」

いつだったか、あるレースで出会ったランナーさんが、「わしゃ、走った後のビールが飲みたくてランニングを始めたんや」と言っていたのを思い出す。「それが、いつの間にかビールより、レースに出たあとの爽快感の方が大きくなってきて、そうなりゃ病みつきよ・・・」と大笑いしながらも、手にはしっかり缶ビールが握りしめられていた。

確かに、ビールを飲むために走っているわけではない。でも、走る動機の一つに、おいしいビールを飲みたいっていうのもあっていいんじゃないかと思う。それじゃ本末転倒、健康にいいのかなぁ〜?という外野の声はこの際、シャットアウト。気持ちいいことは、カラダにイイに決まってる。

肉体的にどうのこうのという前に、精神的なストレスが問題だろう。毎日の仕事で、何が一番ツライかって、それは肉体的な疲れではなく、精神的な疲れだ。だから、何よりもココロを休めてあげないことには、疲れはなくならない。

肉体的な疲れは、それこそ休息すれば回復するし、ある程度の睡眠時間と食事が確保できれば、誰だってある程度は元気になれる。それに対して、精神的な疲れは、ただ単に休んだからといって回復するものではない。

ココロにチクリチクリと刺さった針の痛みを和らげるのは、ココロへの労りの気持ち、すなわちココロの解放だ。そのためには、何よりもココロが「気持ちイイ〜!」って叫ぶような刺激が必要になる。

そう考えると、ランニングとビールって、ものすごくベストマッチングなんじゃないかと思える。どちらも単発でリラックス効果がある上に、両者が相まって一連の流れに乗ると、その相乗効果で何倍もの「気持ちイイ」が体験できる。

加えて、これからどんどん気温が上がってくると、その効果もうなぎ登り・・・。とまあ、勝手な理屈を並べ立てて、今日もまたビール三昧!

もちろん、しっかりランニングをやった後だから、ねっ!

とはいえ、明日からまたハードな仕事が待ってるよ。くれぐれも充電し過ぎないように気をつけて・・・っと。


琵琶湖一周ランニング、いいかもっ!

先日(27日)のブログ「春から始める?トレイルラン」に、hiro0222さんが下さったコメントに書かれていた「琵琶湖一周を走りたいと思っています・・・」っていうコメント。少し前から、僕も同じようなことを考えていて、思わず以心伝心?ってか、なぁ~んて嬉しくなった。

湖南から湖東、湖北と琵琶湖東側を、タスキをつないで走る琵琶湖男女駅伝も、いずれは琵琶湖一周を・・・という発足当時の願いもどこかに吹っ飛び、経費節減とかなんとかで続かなかったし、市民レベルで「みんなで走ろう琵琶湖一周!」みたいなイベントができないかと夢見ていたところ。

冬が明け、走るのが気持ちいい季節になり、心地よい汗をかくのにランニングは最高!

年度末で忙しいところに、なかなか来年度の足場が定まらない現場を思うと、仕事に魂を捧げるためには、こんなリフレッシュも必要不可欠やな。


春から始める?トレイルラン

ちょっと学校の話題から離れて・・・

今から13年前、1997年11月に彦根シティマラソンに出たことがきっかけで始めたランニング。以後、2001年までの4年間にフルマラソン:2回、ハーフマラソン:7回、10kmレース:23回、その他(30kmなど):7回の公式レースに出場。

2002年以降は仕事の都合でほとんどトレーニングができなくなり、趣味程度にちょこっと走るだけで今日に至り、たまにレースにエントリーするも急な仕事でキャンセルせざるを得なくなるなど、寂しいランナー街道を歩んできた。

かつては、毎週日曜日になるとどこかのレースに出かけ、それが仕事へのがんばりにつながっていたのに・・・と思うと、50歳を迎え、もう一度そんな生活に戻るのも悪くないなぁ、と思い始めた。

もちろん仕事の関係もあるし、そうそう出かけてもいられないとは思うが、せめて毎日のトレーニングだけは欠かさず続けよう・・・そう心に決めた。

折しも、twitterつながりでご縁のできた「トレイルランニング大好き」の@takamou2(たかゆう)さんの勧めもあって、改めてリベンジ・ランニング生活を始めるのに普通のランニングだけじゃ物足りない?ってことで、トレランにも挑戦してみようと思っている。

takamou2さんは明日(28日)、高島でトレランイベントを開催するとのことで、以前から声をかけてもらっていた。

mixiからは、「ここ数日でマキノ高原は山頂付近に積雪があるようで、トレラン初めてでしたら、スノートレランはちょっとハードル高いかもしれません。お忙しいでしょうから、無理のない範囲で、もしよろしければご参加ください。「ラン&トレイルランニング 関西」コミュニティに「3/28高島トレイル」のトピを立ち上げていますので、詳細はそちらをご覧になってください。」とのメッセージもいただいた。

・・・が、今回は仕事の都合で参加できず、デビューはまた次のチャンスに。

偶然は重なるもので(と言うほどのことでもないが)、先日発売された『ランナーズ』(5月号)の別冊付録に「春から始めるトレイルラン」という小冊子がついていて、ますますその気になってきた。冊子後半には「50歳から始めるトレイルラン」なんていう記事もあって、まさにこれは僕のためじゃないかと勝手に妄想をふくらませている。

ということで、今日のランニングも湖周道路脇の歩道だけでなく、復路は琵琶湖岸の砂浜や湖岸緑地公園、松林もコースに入れながら走ってきた。いずれ、かつて一番のトレーニングコースにしていた荒神山上り下りコースもメニューに加えたい。

さて、復帰レース第一弾はどこにするかな?!


2009全国高校駅伝競走大会

京都西京極陸上競技場を発着点とする男子7区間42.195キロ、女子5区間21.0975キロのコースで行われた男子第60回・女子第21回全国高校駅伝競走大会。

男女アベックで滋賀県代表として本校(滋賀学園)が出場するということで、7時45分に学校に集合した生徒や保護者、教員ら総勢190名余の応援団。さっそくバスに分乗し、西京極陸上競技場と国際会館へ向かう。

父母と教師の会応援団と一部教員チームは、国際会館行きのバスに乗車。現地につくと、さっそく幟を組み立て、メガホンを手に応援準備。

地下鉄で鞍馬口駅まで移動し、女子の折り返し地点の応援に向かう。

折り返しの手前で、道路の両側に分かれて応援場所を確保。選手の到着を待つ。

10時55分、2区の北川沙耶選手(2年)が目の前を通り過ぎ、中継所へと吸い込まれていった。

中継の後、折り返してサッカー部の応援団が見守る前を、颯爽と走り抜ける3区走者、則貞瞳選手(3年)。

あとは応援場所の関係で直接、観戦することができなかったが、大幅にオーダーを組み替えざるを得なかった(インフルエンザの影響で昨日、試走もやり直しだったとか・・・)状態の中、よく頑張ってくれて1:15’40″のタイム、41位でゴール。


 (上記画像情報は、NHKロードレースオンラインより)

その後、お昼休憩をとりながら、男子のレース開始を待つ。

女子の折り返し点付近が、男子の第1・第5中継所になっていて、2区を走る本田和希選手(3年)=写真左が、中継所付近の裏通りで出番を待っている。

選手が近づいてくるとアナウンスがあり、第1中継所脇の歩道に設けられたアップゾーンで、本田選手が身体を温める。

1区の小澤一真選手(3年)から16位でタスキを受け継いだ本田選手が走り出す。

その後、急いで国際会館へ戻り、男子の折り返し付近で応援をする。国際会館駐車場に入るところのカーブで、選手の到着を待つ。

程なく3区の奥村晃太選手(3年)が目の前を通過。あまりに急すぎてシャッターを押すのが遅れ、ゼッケンがかすかに映る、こんな写真しか撮れなかった(ごめん)。

折り返し、3区の中継所で4区のランナー古賀渉選手(3年)にタスキが受け継がれ、国際会館を後に来たコースを戻っていく。

我々の応援は国際会館で終了とのことだったので、撤収作業をして帰る準備をする。

第1中継所で出会い、国際会館まで一緒に応援に来たU先生が、その後、第6中継所付近にとって返し、最終7区の岡崎元太選手の写真を送ってくれた。

この時点では25位。

その後、岡崎選手の力走が続くも、本来の走りができなかったようで最終成績は以下の通り。

男子、女子とも選手のみんな、ありがとう!気迫のこもった走りを見せてくれて、応援していても気持ちよかった。

ここからは「おまけ」だが、国際会館の折り返し点で広島・世羅町役場企画情報課の福服賢一(ふくはらけんいち)さんと、うちの父母協役員さんが、ひょんなことから仲良くなった。

なんでも地元ケーブルテレビの取材とかで、京都入りしたとのこと。世羅高校といえば、優勝候補に名前が挙がろうかという駅伝常連校。今年も男女アベックで出場を果たしている。

お互いのチームの選手を応援しようと、意気投合して取材にも協力。みごと世羅高校は、1位で折り返し点にやってきた。滋賀学園は23位。成績では一歩負けているが、惜しみない応援をしてもらって大満足!

記念写真を撮って、今度は世羅町で会いましょうということで、これをご縁に仲良くしようと堅い約束をして別れた。

それにしても福服さん、けっこうイケメンやん!

たくさんの感動とステキな出会い、数々の声援に包まれて幕を閉じた今年の高校駅伝。男女アベック出場という大きな1ページを刻んでくれた選手、顧問の先生ならびに関係者の方々には、改めて「ありがとう」と「ご苦労さん」の言葉を贈りたい。

成績的には、当初の目標は達成できなかったということで残念かもしれないが、今日の経験はきっと来年にも活きてくると思う。ほんとうにいい一日を過ごさせてくれた皆さんに、この場を借りてお礼を申し上げたい。

ありがとう!


2009高校駅伝 滋賀学園アベック出場決定!

今日、東近江市能登川スポーツセンター周回コースで行われた、全国高校駅伝競走大会の滋賀県予選(男子・女子)。

  

沿道からの、保護者や生徒の熱い声援に応えるかのように、監督・選手の努力が結集し、素晴らしい結果が出た。

男子が昨年度に引き続き5回目、女子が一昨年に続き2回目の優勝を果たし、師走の都大路で行われる「全国高校駅伝」に滋賀学園高校の男女アベック出場が決定した!

午前10時半に男子がスタート。

  

1区:小澤一真(3年)くんが、まずは勢いよく飛び出す。最初の入りがキロ3分を切るハイペースだとの声が聞こえる。

  

1区(10km)を31’22″で走りきり、区間1位で中継所へ。

  

続く2区、押谷宏貴(2年)くんが元気に出て行く。2区は3kmだ。

  

続いて草津東が1’27″遅れの31’46″で第2位、第3位には32’21″でオープン参加の滋賀学園Bチームがやってきた。

  

八幡工業、高島と続き、さらに滋賀学園Cチームが33’04″で第5位。

  

順調に1位をキープしながら、押谷くんが戻ってきてタスキリレー。

  

3区(8.1075km)は、奥村滉太(2年)くん。

  

4区(8.0875km)から、中継所が図書館の裏側に移る。待っているのは田渕幸佑(2年)くん。

  

1位で奥村くんがコーンを折り返すと、

  

目の前に田渕くんが待っていて、タスキを託す。

  

1位を保ちながら、5区(3km)の岡崎元太(3年)くんへリレー。

  

  

6区(5km)の古賀渉(3年)くんも、順調に1位をキープ。

そして、7区(5km)を走りきったアンカーの本田和希(3年)くんが、ダントツの1位でゴールテープを切った。タイムは昨年を21秒上回る、2:11’30″。2位との差は5’27″、まさに快勝といえるだろう! 

  

仲間が見守る中、オープン参加のチームもゴールに戻ってきた。

  

滋賀学園Bチームのアンカーは、長崎博志(2年)くん。タイムは2:16’52” で第2位。(でも、オープン参加なので公式順位外) これまたすごい!

  

滋賀学園Cチームのアンカーは、水田祐平(1年)くん。タイムは2:23’52” で第5位の記録。なんちゅうこっちゃ!

  

男子の公式記録は次の通り。

【優勝】 滋賀学園 /  記録 2:11’30”
 1区 小澤一真(3年) 30’19” (区間1位)
 2区 押谷宏貴(2年) 9’17” (区間1位)
 3区 奥村滉太(2年) 25’26” (区間1位)
 4区 田渕幸佑(2年) 26’08” (区間2位)
 5区 岡崎元太(3年) 9’03” (区間1位)
 6区 古賀渉(3年) 15’21” (区間1位)
 7区 本田和希(3年) 15’56” (区間1位)

【2位】 草津東 /  記録 2:16’57”
【3位】 東大津 /  記録 2:21’39”
【4位】 比叡山 /  記録 2:24’15”
【5位】 水口東 /  記録 2:24’18”

【オープン参加】 滋賀学園Bチーム/ 記録 2:16’52”
 1区 濱寄直人(1年) 32’21”
 2区 若森純一(2年) 9’34”
 3区 鵜川真伍(3年) 26’16”
 4区 本田健人(3年) 26’45”
 5区 武田勝利(3年) 9’27”
 6区 三木梢平(3年) 16’29”
 7区 長崎博志(2年) 16’00”

【オープン参加】 滋賀学園Cチーム/ 記録 2:23’52”
 1区 小谷俊樹(2年) 33’04”
 2区 中村友彦(1年) 9’33”
 3区 大原葵(3年) 28’29”
 4区 松田聖也(1年) 27’29”
 5区 皆川大樹(2年) 10’08”
 6区 西野薫(1年) 17’53”
 7区 水田祐平(1年) 17’16”

一方、女子は男子の5分後、10時35分にスタート。

  

1区(6km)は、井上彩花(3年)さん。(上写真・左側:ゼッケン52、下写真・左端)

  

大河先生が見守る中、5区間(21.0975km)のレースが始まった。

  

1位で戻ってきたのは、水口東。そのすぐ後ろ、遅れることわずか4秒で、井上さんが第2位で中継所へ。

  

2区(4.0975km)は、則貞瞳(3年)さん。

  

相変わらず、1位は水口東。少し差が開き、25秒遅れで則貞さんから、3区のランナーへ。

3区(3km)は、壺井亜美(1年)さん。

  

3区の壺井さんが逆転、順位を1位に上げ、4区へ。4区(3km)は、丸谷季愛(1年)さん。

  

2位以下の学校がめまぐるしく変わる中、順調に1位をキープして、最終ランナーへ。最終5区(5km)は、北川沙耶(2年)さん。

 

安定した走りで、指を高々と上げ1位でゴール。タイムは昨年を2’03” も上回る、1:15’53″。2位との差は50秒だった。  

  

決して、全てのメンバーが区間1位の記録というわけではないが、5人のメンバー全員が、上位の安定した走りができたことによる、総合力の勝利だといえるだろう。

女子の公式記録は次の通り。

【優勝】 滋賀学園 /  記録 1:15’53”
 1区 井上彩花(3年) 20’50” (区間2位)
 2区 則貞瞳(3年) 14’55” (区間4位)
 3区 壺井亜美(1年) 10’24” (区間1位)
 4区 丸谷季愛(1年) 11’03” (区間2位)
 5区 北川沙耶(2年) 18’41” (区間2位)

【2位】 草津東 /  記録 1:16’43”
【3位】 水口東 /  記録 1:17’05”
【4位】 玉 川 /  記録 1:17’10”
【5位】 比叡山 /  記録 1:19’33”

試合後、新聞社のインタビューに答える、本田くん。さて、どんなコメントをしているのだろう?

  

さあ、次は都大路だ!

昨年(2008年)の男子、一昨年(2007年)女子のように単独ではなく、今年は「アベック」出場。まさに、滋賀学園の勢い「ここにあり」だ!

どんなドラマを見せてくれるか、大いに期待したい。


さあ Let’s RUN!

本格的に体育祭取り組み始まって、校内が一気に活気づいた。ちょっと天気が心配だが、みんなのパワーで雨雲を吹っ飛ばそう。

ところで、中学校玄関ロビーに体育委員会が作ったこんなポスターが貼ってある。

どう? 思わず走ってみたくなるような気がしない??

中学時代は「身体を鍛える」ことも、教育のひとつの大きな柱だ。毎日、少しでも走ればいいトレーニングになる。

夕方、このコースに目をやると、まさにそれを態度で示すかのように、副校長先生の走る姿がある。「今日は、4周走ったやろ~」と、子どもたちが周回数を数えていたり、なんとも微笑ましい光景だ。

僕自身、「今年はフルマラソンに復帰だ!」と言いながら、実際にはほとんどトレーニングもできていない。このままだと「嘘つき!」になる。そんな気持ちで眺めていた、このポスター・・・

夏休みには、毎日仕事帰りに走ろうと誓った。


ヤッソ800

この言葉を聞いて、「あっ、知ってる!」っていう人は、かなりのランニング通。普通の人なら、「なにそれっ・・・」って感じだろう。

アメリカのランニング雑誌『ランナーズワールド』編集者、バート・ヤッソさんが考案したトレーニング方法で、自分の走力にあわせた練習スピードがわかる魔法?の方程式。

フルマラソン ◎時間△分 = 800m ◎分△秒×10本

800mを3分00秒で10本走れるランナーは、フルマラソンを3時間で、4分で10本こなせるランナーは、4時間で完走できる・・・っていう、すこぶる単純明快な算出式。

これを利用すると、自分のフルマラソンの目標タイムが決まれば、800m×10本のインターバル走をどれだけのペースで走ればいいか、練習の目安ができあがるってことになる。

リカバリーは諸説あるそうだが、一般的には400mジョグを800m1本と同じタイムでつなげばいいとのこと。

月刊ランナーズの4月号に出ていて、さらに6月号ではその検証結果まで掲載されていたので、ぜひ一度やってみたいなぁ~ということで、今日、実践!・・・となればよかったんだけど、ひとまず800mの練習コースと、400mのリカバリーあわせて1200mの周回コースを探しに、走りに出た。

朝9時過ぎから、いつもの練習コースをいくつか回りながらチェック。近くに運動公園か何かあって、400mトラックがあれば一番いいんだけど、残念ながらそういうわけにもいかず、代わりになるコースを作るしかない。

いろいろ走ってみたが、自宅周辺を周回する 6kmコースを2周する形で、リカバリーも含めて10本いけるんじゃないか、ということで、後は距離のポイントを確認すればいいことになる。

今日はそこまでする時間がなかったので、できしだい一度挑戦してみよう。

今年こそはフルマラソンに復帰したいもんね!!