はじめの一歩! 校長発、この指とまれ。

今日の17時から、とある校内WG(ワーキング・グループ)のキックオフミーティングを行った。

まだ詳細はお伝えすることはできないが、あることを決めていく過程を通して、学校が一歩先へ進むために必要不可欠な意見交換を行い、それを全体に広げ、その結果を集約する使命を負った、極めて牽引力のある議論の場だ。

それを支える根拠あるいは理論的なバックボーンとして、学校内部からの視点だけでなく、外部すなわち一般的かつ専門的な視点を付加するために、このWGは外部から3つの企業(協力者といった方がいいかもしれない)に関わってもらっている。

今日のキックオフでは、そのうちの1企業から、生徒と教職員のアンケート結果に基づいた、ストーリー性のあるプレゼンテーションをしてもらった。

ベースとなる理論から、必要な議論の提示、結果予想される展開とその収束の方向性を明示したうえでのゴールイメージの確認・・・と、極めて明確で説得力のある説明が続き、意図的にこの場を設定した立場から言っても、非常に満足できる時間となった。

WGの一員として参加した教員たちにもその意識は伝わっていたようで、大いに学ぶべきプレゼンだった、勉強になった・・・といった感想を聞くことができた。

学校現場とは違った意味(本来は同じなんだけど、敢えてそう言っておこう)での「プロ意識」を見せつけられたことが一番の要因だと思うが、それを感じてもらえただけでもWGメンバーには一定の収穫があったと言える。

今後は、それを他の教職員に広げ、学校全体のモチベーションアップにいかにつなげていくか、だ。WGメンバーにはそういった働きを大いに期待している。ぜひ頑張ってほしい。

また今後、このWG以外にも、いくつかのテーマを持った議論の場(WG)を設けるつもりでいる。それらが核となって議論の波が伝播し、学校全体として新たなステージに駆け上がっていけるよう導いていきたい。


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