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中学2年生、ニュージーランド短期研修に出発!!

梅雨とは思えない、眩しい太陽が照りつける今日、6月30日。いよいよ、中学2年生がニュージーランド短期研修に出発する日です。毎年のことながら、生徒たちの顔を見ると心が躍ります。

NZ短期研修出発式

午後1時15分から始まった出発式では、まず中学3年生から、旅立つ2年生ひとり一人に手紙が渡されました。昨年の自分を思い出し、後輩に向けて心のこもったメッセージが綴られています。

中3から手紙が渡される

続いて、寄せ書き色紙のプレゼント。現地に持参し、みんなが見えるところに掲示して、頑張ることを誓います。

寄せ書き色紙の贈呈

旅立つ2年生を代表して、中村優仁くんが決意を述べました。

中2代表による挨拶

次いで、引率教員を代表して脇阪智也先生が、元気よく「いってきます」の挨拶。

脇阪智也先生の言葉

最後に、今回の研修団の団長を務める江川教頭先生から、「有意義な研修にします」といの誓いとお礼の言葉が述べられ、出発式を終わりました。

江川教頭によるお礼の言葉

さて、いよいよバスに乗り込みます。見送る保護者の寂しげな表情とは裏腹に、生徒たちは期待いっぱい、元気な表情を全身から感じさせてくれます。

バスに乗り込む生徒たち

保護者も笑顔で応えるものの、どこか心配そう・・・

見送る保護者

見送りが終わったところで、バスは学校を後に、一路関西国際空港へ向かいます。並んで見送る中1・中3生に、バスの中から大きく手を振って応えます。校舎の3階からも、高校生が見送ってくれています。

学校を出るバス

次に会えるのは2ヶ月後、8月27日が帰国予定日です。いろんなことをいっぱい経験して、大きく逞しくなって帰ってきてくださいねっ!

次に会えるのは2ヶ月後


たくさんの「思い」が雨雲を追いやった・・・

黙々と作業する生徒たちの姿に、「ありがとねっ」て声をかけずにはいられない・・・。

前日からの雨が夜の間に止んで、朝早くからグラウンドの水取りが始まっていました。今日は待ちに待ったビッグイベント、体育祭。予定より1時間ちょっと遅れて始まり、いくつかの競技をやむなくカット。それでも、年々増える保護者や地域の方々の熱い声援に見守られながら、まさに「いっしょうけんめい」という言葉がぴったりくるような生徒たちの姿に、思わず目が潤みました。

3年生の各クラスがリーダーになり、中学1年生までを縦割り編成にした6団対抗の競技。圧巻はもちろん、オリジナルパフォーマンスに決まりです。これだけは、縦割り団から中学生が離れ、一つになって高校6団と対等に競い合います。

今年はどこが優勝するのか・・・。審査する我々も、真剣です。

結果、高校の各団をおさえて優勝したのは、なんと「中学団」!僅差で栄光を手にしました。競技の部で総合優勝に輝いたのは3年1組率いる「1団(紫団)」。最後の競技、団対抗レースが勝負を決めたようです。

企画、準備の段階から生徒会はじめ、全生徒がそれぞれの立場で関わり、盛り上げた体育祭。教科の学習とはまた違った学びが、仲間との協力、パフォーマンスを作り上げる苦労、やりきった喜びなどの中に、きらめきのごとくたくさんあったに違いありません。

後ろ姿にも表情が出てる・・・

*午後一番のオリジナルパフォーマンスを審査した後すぐ、市内中学の親子進路学習会に出かけた関係で、各競技の写真が掲載できていません。後日改めてアップします。


今日は香港から・・・中学1年「総合的な学習」

4月に、中学1年生「総合的な学習」のGuest Teacher として、フランス出身の Guyader Pascal(ギャデル・パスカル)氏をお招きしたのに続いて、今日はその第2弾として、香港から鄧正鴻さん、陳振邦さん、王智永さんの3人の大学生(香港城市大学)をお迎えしました。

今日のGuestTeacherは香港の大学生3名

まずは、3人がそれぞれ日本語で自己紹介をした後、香港の地理や歴史、文化などについて説明をしてくれました。トップバッターは、鄧正鴻(ダンジンホン)さん。流ちょうな日本語で、全く違和感がありません。日本のアニメが好きだとかで、よく見ていたそうです。

鄧正鴻(ダンジンホン)さん

続いて、陳振邦(チンシンポウ)さん。どこかコブクロの小渕くんに似ていて、事前に用意してきた資料を示しながら、一生懸命に説明してくれる姿が印象的でした。

陳 振邦(チンシンポウ)さん

途中、香港の地理の話になったとき、うまく子どもたちにわかるような日本語が出てこなくて、英語で本校ALTのベリンダ先生に伝え、それを易しい日本語に訳してもらう一場面もありました。

説明を補足するALT(ベリンダ先生)

ほんとうに熱く語る学生さんたち。必死で日本語を話す姿に、子どもたちも理解しようと真剣でした。香港の夜景のスライドには、全員が「わぁ~、きれい!」の大歓声。

プロジェクターで写真を紹介しながらの説明

3人目に説明に立ったのは、王智永(ワオチーウィン)さん。香港の歴史とsoul foodについて、スライドを駆使しながら、時に笑いをとることも忘れない、キャラクターそのままの楽しいお話でした。

王 智永(ワオチーウィン)さん

一通り説明が終わったところで質問コーナー。誰が最初に質問をするか、お互いに顔を見合わせながら恥ずかしがる姿はなんとも愛らしい。中学1年生らしい素直さがよく出ていました。それにしても、みんな打ち解けた、いい雰囲気です。

子どもたちも楽しそうに学ぶ

最初に窪田さんが質問に立ち、2番目に渡辺くんが質問しました。最初に名前を言うことになっているのですが、大きな声でしっかり言えていて、なかなかいい感じです。

質問する渡辺くん

その後、何人かの質問が続きました。政治や震災のことなど、かなり難しい質問が出ましたが、率直な感想を含めて、子どもたちにわかりやすく説明しようと必死になってくれていた学生さんたち。

質問の最後は、少し恥ずかしがりながらも、椅子から立ち上がった後は堂々と聞いていた、竹本くん。真剣なまなざしが、話の深まりを感じさせてくれました。

質問する竹本くん

それにしても、3人とも日本語の上手なこと。いくら日本語を専攻しているとはいえ、大学でしっかり勉強したのは2年ほどで、それも週2時間程度だったとか。いかに前向きに、自分で努力して日本語を習得したかがわかります。

子どもたちもそんな3人の姿に大いに刺激を受けたようで、「自分たちも頑張らなければ・・・」と思ってくれたと思います。国際理解の足がかりになった、充実した時間でした。

授業が終わり、放課後、廊下に出て中2・中3の生徒たちと談笑する姿がありました。すぐに友達になれるところは、学生さんも中学生も変わりません。みんな超フレンドリー!楽しそうな笑い声が響いていました。

放課後の廊下でパチリ!

中学1年生で、毎月こんな時間が持てるなんて羨ましい限りです。すぐにその良さ、学んだ感動を言葉にできなくても、子どもたちのココロには今日学んだ多くのことが大きな渦となって、いつまでも鮮明に残っていくことは間違いありません。


2011年 親子理科実験教室(春~夏コース)第1回

台風の影響もあって、時折激しい雨が降るあいにくの天候に見舞われた日曜日でしたが、NPO法人あいんしゅたいん・NPO法人サイエンスEネット・京都大学理学部が主催する「親子理科実験教室(春~夏コース)」の第一回目が、午前10時から京都大学理学部セミナーハウスで行われました。

本校の理科特任講師・松林昭先生が指導されるということで、私も同行。主催者の皆さんと意見交換をさせていただきながら、特に「理科」について、いかに子どもたちの学びを育てていくか、そのために指導者に必要なことは何かについて学びを深めました。

入口の案内板

実験教室のはじめにあたり、主催者を代表して挨拶に立った坂東昌子先生(NPO法人あいんしゅたいん理事長)からは、実際に自分の手でいろいろ試してみて、そこで感じた「どうしてかなぁ~」という気持ちを大事にしながら、科学するココロを育てていってほしいとのお話がありました。

挨拶する坂東先生

引き続いて実験教室が始まり、今日の指導者である松林先生が、お得意のパフォーマンスで子どもたちを笑わせながら、「先生の話を聞くときには、きちんとこちらを向いて聞く」といった、実験教室の基本姿勢=学びの基本を、まず最初にしっかりたたき込みます。

大きな動作で子どもたちを集中させる松林先生

今日の実験テーマは「豆電球に明かりをつけよう」。

京都大学理学部の学生さんと、立命館大学の小学校教員志望の学生さんが1名ずつ、各テーブルにTAとしてつき、子どもたちひとり一人に豆電球や乾電池、わに口クリップなど必要な材料が配られ、いよいよ実験の始まりです。

「豆電球はつくかな?」TAの指導で実験する子どもたち

まずは、電池にどのようなつなぎ方をすれば豆電球がつくかを各自で調べます。そして、明かりがついたときのつなぎ方、つかなかったときのつなぎ方を絵に描きます。

テスターづくり

続いて、厚紙に乾電池ケースを貼り付け、わに口クリップと豆電球をつないで、簡易テスターをつくります。

わからないことはTAのお兄さんやお姉さんに聞いたり、松林先生からアドバイスをもらったりしながら、子どもたちは思い思いのペースで作業を進めていきます。旺盛な好奇心、自分の手でやってみようというチャレンジ精神は、傍で見ていて嬉しくなります。でも、どこか心配なのか、これでいいのか先生に確かめようとする仕草も見えたりして、そこがまたすごく可愛く、子どもたちの素直な反応にココロが熱くなります。

「うまくできたかなぁ~」子どもたちの質問に答える松林先生

テスターが完成したら、いよいよ実験です。電気を通すもの・通さないものをテスターを使って調べていきます。1年玉、5円玉、10円玉、100円玉、1000円札、アルミホイル、サランラップ、鉛筆の芯、銀紙、金紙・・・。一つずつ、まずは予想し、その理由を書いた後で、実際にテスターを使って確かめていきます。

木の温もりが探求心をかき立てるセミナーハウス

セミナーハウスの木の温もりが子どもたちの自由な思考と探求心をかき立て、TAの学生さんも童心に返ったかのように、一緒になって実験を進めます。「なぜ?」「どうして?」その理由を考えることは、本来楽しいもの・・・。それを身をもって体験する子どもたちの表情は、ますます真剣になっていきます。

全員で実験結果の発表会

ひととおり調べられたところで、松林先生と一緒に実験結果を確認していきます。「なぜ電気を通したのか」・・・金属でできているから? どんな金属なの?・・・子どもたちに意見発表をさせつつ、をそれぞれの硬貨の材料となっている金属の説明も付け加えながら、謎を解き明かしていきます。

元気よく質問に答える子どもたち

小学校1年生から6年生まで、総勢42名の子どもたち。どちらかと言えば低学年が多かったようですが、その博識ぶりや堂々とマイクを使って意見を述べる前向きさには、こちらが驚かされました。

やはりこどもたちの感性はすごい!これを育てなくてどうする・・・。大人として、教師として、理科の指導者として、何が大切かを改めて感じさせてくれた実験教室でした。


「私の想う滋賀学園」・・・生徒&保護者教育講演会

本年度第2回(5月度)の中学校保護者会が、本日9時半から開催されました。

開会に先立ち、教務部長の不破先生から今日の日程について、第一部「生徒&保護者教育講演会」、第二部「クラス懇談会」(中2はニュージーランド短期留学説明会を兼ねて)の概要説明がありました。

不破先生からの日程説明

続いて、お二人の娘さんを足かけ7年間本校にお預けいただいた保護者の立場から、父母と教師の会・前会長の中澤道盛さんにお話しをしていただきました。

本校への思いを熱く語る中澤さん

なぜ娘さんたちが滋賀学園を選ばれたのか、保護者の目から見た滋賀学園、ニュージーランド短期研修やカナダ留学の成果、父母と教師の会の役割・・・など、さまざまな経験を通して感じた学校に対する想いや、在学中の子どもたちあるいは保護者の方々に伝えたいことなどを、たっぷり1時間、熱く語ってくださった中澤さん。

熱心に聞き入る参加者の皆さん

会場は終始いい雰囲気で、保護者の目線に立った中澤さんの経験談は、多くの貴重な指針を与えてくれたように思います。


たくさんのいい出会いと熱い議論

今日は、1・2校時の授業を終えた後、松林先生と一緒に京都大学へ。高等教育研究開発推進機構の小山田耕二先生がリヒテルズ直子さんを招いて、特に初年度教育について意見交換をされるということで、まずはそれに同席させていただきました。

途中から、小山田先生の率いるプロジェクトで、今年の3月10日に開催された第1回全学共通教育国際学生シンポジウム(京都新聞の記事はこちら)の委員長をつとめた、理学研究科の大学院生・酒井清道くんや他の実行委員会メンバーが参加してくれて、意見交換の幅がぐんと広がりました。それぞれの立場で疑問に思っていること、今の教育界、ひいては日本そのものの現状などについて、時に厳しく、それでいて将来の教育をどうしていこうかというポジティブな議論が続き、得ることがほんとうにたくさんありました。

引き続き、学術情報メディアセンター北館地階の可視化実験室に移動し、あいんしゅたいんの理事長・坂東昌子先生を囲みながら、さらに意見交換が続きました。とにかく直子さんの聡明な理論展開と、それにシャープな質問を浴びせる坂東先生の会話が面白く、脳みそフル回転状況でした。また、改めてオランダの魅力というか、取り組みの先進性に驚きました。

夕方6時半をまわり、そろそろお腹もすいてくるころ・・・。あらかじめ近くの居酒屋さんで続きをやろうということになっていたので、そちらへ移動。高等教育研究開発推進機構の先生方(化学の加藤立久先生、英語の髙橋幸先生、数学の山木壱彦先生)も合流され、さらに話が熱をおびてきました。

リヒテルズ直子さんを囲んで

たくさんの先生方との新しいご縁をいただき、さっそくtwitterやfacebookでの交流も始まりました。リヒテルズ直子さんを軸に、日本においてこれから必要とされる教育について、なんらかのアクションを起こしていけそうな、そんな予感を強く感じました。

もちろん本校もその一翼を担うべく、体制づくりを進めたいと思います。


八日市大凧まつり会場、1週間前清掃

今朝、来週日曜日(29日)に開催される「八日市大凧まつり」の会場になっている愛知川河川敷八千代橋付近において、清掃活動が行われました。

滋賀県クリーン条例に定める環境美化の日(5月30日)を中心に、広く県民が参加して行われる一斉清掃「ごみゼロ大作戦」の一環として行われているもので、東近江市では一週間後に控えた大凧祭り会場の清掃も兼ねています。

行政や市内企業の有志などのボランティアが集まって行われていますが、本学園からも毎年、生徒や職員が参加しています。

本学園からは100名あまりが参加

途中から雨に見舞われ、気持ちよく活動できる状況ではありませんでしたが、本学園からは高校の野球部1年生全員と 陸上競技部30人、バスケットボール部10人、高校教員2名、大学職員2名、学園長先生のあわせて100名あまりが清掃活動に協力しました。

挨拶する西澤市長

来週の大凧まつりには、中高父母と教師の会が製作したミニ大凧2張りがコンテストに参加します。


宇宙の96%は正体不明? 最前線の研究者、村山斉

今日の朝日新聞「be」に、東大数理連携宇宙研究機構長の 村山 斉 (むらやま  ひとし)さんが紹介されていました。

2007年10月に発足した東大数物連携宇宙研究機構(IPMU)に43歳の若さで就任、総長より高給で東大の新研究拠点のトップについたとして話題になりました。カリフォルニア大学バークレイ校から移った最初の指示は、午後3時に全員参加のティータイムを設ける、研究会は自由討議の時間をたっぷりとる、この2つだったといいます。

「日本では質問したり、思いつきを話したりするのを恥ずかしがるが、全く逆。新しいアイデアは自由な議論から生まれるものです」

米国の研究所でおなじみのスタイルを持ち込んだ理由をこう語っています。

日頃から、どちらかと言えば限られた人としか議論をしないが故に、業務の硬直化、あるいは意思疎通の不備などを招いている日本的な組織が嫌で、すごく違和感を感じているボクとしては、思わず「そう!同感!」と叫びたくなります。午後3時は無理ですが、午後5時くらいなら「お茶しながらの意見交換会」ができるかな? ふとそんなことを思いました。

「この宇宙でただ一人、君たちに『反物質』の話ができる人が来てくれたよ」と紹介されるこのビデオは、米国 Aspen Center で行われた Physics is for Kids BBQ における講演会の様子です。子どもから大人まで、聞く者をワクワクさせる宇宙や素粒子の語り手として、日本以上に米国で広く知られています。

風船の実験を交えながら滑らかな英語で30分語り、子どもたちから質問攻めにあう・・・。話の内容やレベルは足下にも及びませんが、いつかは英語で理科や数学の授業ができたらいいなぁ~と、夢のようなことを考えている「先生」の姿がここにあります。


こんな時代だからこそ見つめたい、将来の自分

中間考査最終日。どの学年も、2校時ですべての科目の考査が終わりました。思わずホッとした表情を見せる生徒たち・・・、自分なりに全力で勉強に取り組だ証でしょう。

そんな中、高校1年生は引き続いて3校時目に「進路ガイダンス」が行われました。

高校1年生「進路ガイダンス」

本校では、「自分で自分の未来を決めるためのシート」と銘打って、30歳になった自分から逆算して、これからの自分が進む道を考えるよう指導しています。

パワーポイントを使ったわかりやすい解説

今回はその導入として、株式会社リクルートの沖花裕美子さんに、映像と「自分未来BOOK」を活用した講演を行っていただきました。

じぶん未来BOOK

講師の沖花裕美子さん

とてもわかりやすいお話で、高校生になったばかりの今の時期に何が大切なのか、これからどういうことに目を向けていくべきなのか・・・など、学ぶことはたくさんあったと思います。

真剣な目で資料に目を通す生徒

また、最後には全員に課題が出され、用意されたシートの質問に答えていきながら、じぶんの将来を見つめるレポートを作成し、担任の先生に提出することになっています。

キャリアプランニングのためのワークシート

現実に目を向ければ、東日本大震災や原子力発電所の事故など、自分の将来を設計しようにも先が見えない部分があまりにも多いという声をよく聞きます。しかし、高校生の本分は何かと考えたとき、少しでも将来を見えるように、考えていけるようにするためには、今は一生懸命勉強することこそ最優先にすべきだと思います。

これからの日本、世界を担っていくのは間違いなく君たち高校生なのですから・・・。


生徒たちの輝きこそ、学校の原点

時として、ハッとする表情に出会うことがあります・・・

この時期、広報物の作成用に業者(カメラマン)が来て、学校の日常を写真に納める機会が何度かあるのですが、それに同行しながら、持参した自分のカメラのファインダーを覗くことがあります。

その時、当然、まず目が行くのが生徒の表情、視線です。授業中、いきいきとした目で先生の話を聞いているか・・・

高校、国語(古典)に授業中の一コマ

先生の大事な話を一言も聞き漏らすまいと、しっかりノートをとっているか・・・

真剣にノートをとる生徒

もちろん、先生の表情も大事です。

これは中学2年生「英語」の授業・・・。ALTの先生とペアになって、この夏に行くニュージーランド短期研修で出会うさまざまなシーンを想定して、英語でどんな会話をすればよいか、確認しているときの様子です。

中学、英語の授業(ALTとともに)

また、授業以外でも、生徒たちはほんとうにステキな表情を見せてくれます。

これは、ちょうど昼休みに職員室の先生のところへ質問に来た、中学1年生を撮ったものです。どうですか・・・、いい表情をしていると思いませんか?

中学1年生、この笑顔に勝るものなし

こんな笑顔に毎日出会える仕事。

学校って、ほんとうにいいところ・・・。教師って、何てシアワセなんだろう・・・って思います。