手詰まりではなく、新たなステージへの移行だ

このブログで、いろいろと学校改革プロジェクトのことを書いているからかもしれないが、何人かの保護者からご心配やら励ましをいただいている。

「これから、この学校の進む道ってどうなん?」

「改革プロジェクトってうまく進んでるのかな?」

「自分らの子どもが卒業するまでに間に合うの?」

「少し手詰まり感があるみたいだけど・・・」

こんなふうにあたたかく見守って下さること、ほんとうにありがたく思う。

直接、具体的な説明をしているわけではないし、検討中の事項もたくさんあるので、「どうなってるんや?」と思われるのはごもっともな話で、一日も早くきちんとした形でお知らせしたいと、議論を急いでいるところだ。

一方、確かに手詰まり感というか、思うように前に進まない、進みにくい環境であるのは間違いないことで、これは「組織」である以上、当然通り抜けなければならない壁だと思っている。教育現場ということで、一般企業のように利潤を追求すればいいという営みではないし、公立学校のようにバックに大きなモノがあるわけでもない。良くも悪くも私学独特の風土があり、これまでの経緯も含めて脈々と根付いているものを一つ一つ分析し、解決していきながら、目指す方向へと転換していく作業は、精神的にかなりの重労働だ。

とはいえ、苦しいからといって中断するとか、方向性を変えるとか、そんなことは一切考えていない。むしろ、今まで以上にダイナミックに進めていこうと思っている。もう一段階上の、新たなステージへの移行・・・。それが今後の展開だ。

いろいろ分析する中で見えてきたモノがたくさんある。これまで行われてきた改革・改善の中でうまくいったことと、いかなかったことはどこが違うのか。鍵を握るのは何か・・・

そこに焦点を絞り、大きなframeworkを構築しつつ、一方でcoreな命題の解決に全力を注ぎながら、慌てず、怯まず、一歩一歩確実に進めていきたいと思っている。


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