日曜日というと、何かと行事ごとが多いこの季節。先週は町民運動会があったし、来週は町民文化祭・・・で、今週は特に公の行事がない。
そんな日を待っていたかのように行われるのが「法事」・・・ってことで、町内の親戚が13年と47年の年忌法要を一緒にするというので、朝から出かけた。
季節的にも何となく「それらしい」感じで、秋の取り入れが終わってホッと一息(といっても農業を営んでいる家は少数派)ついた頃。先祖に思いを馳せるにはいい時期かもしれない。
10時から2時間、「おっさん」(浄土宗では、お寺の住職をこう呼ぶ)と一緒に親戚みんなで読経をし、その後、料理屋さんのお迎えバスでお昼を食べに行く。
以前は料理屋から仕出し料理をとり、親戚のおばさんたちが作った精進料理を加えて、当家でお昼を食べる形だったが、時代とともに賄いが面倒だということで、外の料理屋さんに出ていくようになった。
周辺で、送迎つきで頼める料理屋さんはある程度限られているので、法事や会食が続くと、もうお馴染みさんの域を超え、「またこの料理かいな・・・」とワンパターンに、少々うんざり。
それでは困るというので、招く方は少しでも新しいところを開拓しようと情報を集めたりと、場所探しに苦慮する一方、料理屋さんだって新しいメニューを積極的に取り入れ、お客を逃がさないようにと頑張っている。
どこへ行っても、さほど変わった料理が出てくるわけでもないが、それなりにみんな苦労している・・・。
人間、どこまでも贅沢になっていくもんだ。