降誕会、生きていられる幸せに感謝

今日は、法然聖人が誕生されたことをお祝いする法要「降誕会」。浄土宗の宗祖法然上人は長承2年(1133)4月7日に誕生され、新暦にするとちょうど今頃にあたるということで、うちのお寺では毎年5月の第3日曜に行われている。

お寺へお参りし、本堂で全員そろって、まずはお勤め(勤行)。老若男女、幾世代にもわたる参拝者があり、子どもの姿もけっこう多い。

お勤めの後は、ご住職(浄土宗では「おっさん」と呼ぶ)の法話を聴く。

そして、各汁組(お講汁を炊くために数件ずつが組になっていて、町内の檀家が8つの組に分けられている)ごとに分かれて、お酒を酌み交わしながら軽く食事をいただく、賑やかな時間となる。

我々のように、ふだん勤めに出ている年代層は、なかなか足を運ぶことの少ないお寺だが(今は法然上人800年大遠忌の準備でよく行っているが)、こうやって行われる年数回の行事ごとは、小さな頃からカラダに染みついた感があり、行けばホッとする空間がそこにある。


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