中1総合学習、河辺いきものの森で学ぶ「自然と環境」

今日の6校時、中学1年生の総合的な学習の時間は、学校のすぐ目の前にある河辺いきものの森をフィールドに、野外活動を行いました。自然と環境について、実際に自分の目で確かめ、肌で感じてもらおうというイントロダクションの意味を込めた一コマで、今後のテーマ学習につながっていくものです。

本校の理科特任講師・松林昭先生に引率された生徒たちは、笑顔いっぱい。どんな勉強ができるんだろうと目をキラキラ輝かせています。

森に向かって歩く先生と生徒たち

森に着いた生徒たちは、まず先生から今日の学習内容と森全体のあらましについて説明を受けました。さすがに教室内とは違い、緑あふれる自然いっぱいの中、さわやかな空気に触れ、どんどん期待が高まっていきます。

先生から、森全体について説明を受けます

森の中に作られた何本もの自然観察路は、森のさまざまな様子を観察することができ、各所に設置された解説から、森の自然を詳しく知ることができます。木々の下草刈りの作業一つにしても、重要な意味があることを学んでいきます。

熱のこもった先生の説明

水辺のビオトープは、かつて流れていた水路を復元したものです。川幅や水深に変化を持たせてあり、さまざまな水辺の生き物が生息しています。先生の説明を聞きながら熱心にメモを取る生徒たちの姿が印象的でした。

ビオトープについても詳しく学びます

今日の学習の締めくくりは、林冠トレイル。クヌギやアラカシが生育する森の様子を、高さ12mから観察することができる施設です。樹上の木の葉やドングリを間近に見ることができ、鳥になった気分が味わえます。

林冠トレイルに大満足の生徒たち

少し揺れる階段を下りてきた生徒たち・・・。移動も含め、わずか50分とい短い時間でしたが、歩きながら各所で受けた先生の説明によって、次回以降の学習で学んでいくべきヒントをたくさんつかんだようでした。

それにしても、野外での子どもたちの表情には惹かれるものがたくさんあります。自然の一員として、全身で感じる空気があるからでしょう。「五感」で学ぶことの大切さを改めて感じさせられた気がします。


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