準備ができたら終わった気になるって、どうよ?!

放課後、明日の開放講座に備えて、理科室の掃除。今年は数学だけの担当になったので、理科室に入るのも久しぶりだ。

N先生も手伝ってくれて、教師卓にある器具を片付け、洗い場を整頓し、生徒実験机の拭き掃除と、床の掃き掃除。それから保護者用の椅子を3年選択教室から運んできて、会場づくり。

作業をしながらN先生に、「こうやって掃除をしながら、明日のイメージトレーニングができるんだよね」と話しかけると、「そうそう、わかります」と。演劇の舞台や講演会などでもそうだが、会場で準備をしながらその雰囲気をカラダで味わい、ここにお客さんが居て、この角度でこういうふうに見せれば・・・なんて、アタマのなかでシミュレートしていくと、案外押さえどころが確認でき、何となく安心感が増すものだ。

教室の準備が終わると、実験材料の買い出し。まずは西友へ行って、野菜をゲット。だいこん、にんじん、じゃがいも、かぼちゃ、ごぼう、やまいも。ついでに、バナナも。40人を超える人数だということなので、けっこうな量になった。実験材料というより、合宿か何かの食材買い出しみたい。

続いて、カメラのキタムラへ。昨日のブログで書いた話のとおり、フィルムケースをお取り置きしてもらっているので、それをもらいに行く。店のカウンターで名前を告げると、笑顔を返しながら奥から箱をひとつ運んできてくれた。

「この中に160個入ってますので、どうぞお使い下さい」

ええっ!160個ももらえるの?! 内心飛び上がりたいほどの喜びを押さえ、満面の笑みで「ありがとうございます。これで実験ができます。助かりました。ホント、何とお礼を申し上げてよいやら・・・」と頭を下げ、店を後にする。

最後に、ドラッグユタカに寄ってオキシドールを大人買い? 子どもたちが夢中になって繰り返しロケットを飛ばすことを考えたら、少し余分に用意しておいた方がいいだろう。

全ての材料がそろい、あとはボウルとおろしがねを調理室から借りてきて(気を利かせて、事前にF先生が段取りをつけてやっておいてくれた。ありがたい!)、明日を待つばかり。

でも、こうやって準備が終わってしまうと安心するっていうか、なんだか終わっちゃった気になるんだよね~なんて話していたら、N先生も「そうそう!」って。

こういうことって、あるよね・・・

もちろん、だからといって当日、手を抜くとかそういうんじゃなくて、自信を持ってできるっていう確信が持てたということ。

さて、どんな展開になるか、大いに楽しみだ。


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