「七草がゆ」と「始業式」

正月7日の朝と言えば・・・、そう「七草がゆ」。

正月疲れが出始めた胃腸を回復するために、また、早春にいち早く芽吹く七草を食べることで、邪気を払い、その年は無病息災でいられるということで食べるのだとか。

けっこう、昔のしきたりめいたものが残ってる我が家では、お正月の雑煮やおせち同様、食べることになっていて、今日の朝ご飯はこれ!

子どもの頃は畑などから取ってきた野菜で、なんとなく趣があったが、今やスーパーで買ってきたものばかり。それでも、子どもの頃から身体に馴染んでいるだけに、こういう習慣はやっぱりいい。

そして、7日と言えばもう一つ、学校が始まる日で「始業式」。

中高合同始業式の後、中学生だけで「新年のつどい」を行った際、副校長先生から、「新年、つまり《新しい念を起こす》という意味もあるんだ」という話を聴いた。今年一年、こういう「思い」で、こんな「誓い」をしてやり抜くんだという気持ちを持って、頑張ってほしいと思う。

最近では昔と違い、式と掃除とホームルームの午前中日課ではなく、授業時間数の確保ということで、高校では2時間目、中学では3時間目から通常どおりの授業。さすが新年最初の授業、ちょっぴり緊張感が漂い、子どもたちにも気合いが入っていたように思う。

そんなこんなで、過ぎていった今日一日・・・

一年の中で何日かある、いわゆる「節目」にあたる日。ただ、しきたりや儀式として「形」だけで終わらせるのではなく、そこに「心」
を添えて、その意味を大切にしたい。


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