いよいよ来週は期末考査。高校が火曜日(30日)から4日間、中学が水曜日(7月1日)から3日間だ。
一方で体育祭に向けての取り組みが進行している中、気持ちを切り替えて試験勉強に取り組まなければならないのはつらいところ。
特に高校3年生は、体育祭のリーダーでもあるし、1学期を締めくくる考査は進路決定に向けての大きなヤマになるし、そのどちらも気を抜けない。
また、中学2年生も、7月16日に2ヶ月間のNZ短期研修出発を控え、考査、体育祭、NZ短期研修と3つの大きなイベントを同時並行でこなしていかねばならず、その時間配分というか、気持ちの切り替えは相当しんどいと思う。
先日の保護者会でも、そこらあたりの行事設定を何とかしてくれないかとの声があったようだが、見守る親の気持ちとしては当然だろう。
諸般の事情でそうなってしまっているのは事実だが、だからといって「仕方ないねん」の一言で済ませてしまうのも大人げない。改善の余地があるのかないのか、何を一番に大事にするのか・・・そこらあたりの議論は、我々教師の役割だ。
もちろん、「だから結果が出なくてもいいんだ」という甘えを、子どもたちの中で正当化してもらっては困る。それは理由にはならない。与えられた環境の中で精一杯取り組むのは当然のことであって、条件が悪いことを努力できない言い訳にしてはいけない。
要は、自分がどれだけ一生懸命になれるか、ただそれだけのことだ。
結果は努力に比例する。言い訳する暇があったら、今すべきことに最善を尽くせ。