びわこJAZZフェス、近江酒造ステージ

春の陽射しがまぶしい日曜日、あちらこちらでお祭りなどが行われ、賑わいを見せている中、東近江市中心街では「びわこJAZZフェスティバル 2010 in 東近江」が開催された。

滋賀学園父母と教師の会&生徒有志で、少しでも地域の行事に参加・協力したいと、ボランティアスタッフとして運営に一役買った。

朝9時から、市役所駐車場でミーティング。それを済ませると、我々が今日一日担当する会場・近江酒造ステージへと移動。さっそく、ステージ作りに取りかかる。

30分ほどでステージが完成。MCの奥田祐子さんと一緒に、スタッフみんなで記念撮影。父母教のオレンジジャンパーが鮮やかで、いい感じ!

倉庫前に作られたステージ

隣では「鮒ずし」の販売もあり・・・

近江酒造さんでも、今日のために限定ラベルの日本酒を用意・・・・

その2つが一緒に味わえる「JAZZフェス・コラボセット」も登場。来場者に大人気で、さっそくその場で試飲する人もいた。

ステージのトップバッターは「弁天」。淑女系音楽ユニットで、主婦の切なく熱い心をハモンド&ピアノに乗せて、ソウルフルに歌い上げた。

次に登場したのは、大阪からやってきた夫婦ユニット「The Southern Harmony」。ピアノとドラムスの編成で、フォーク・ブルースな楽曲とロックのリズムを融合したサウンドが魅力的だった。

3番手は「じみけん」さん。本来ならウッドベースを加えた2人バンド「スナフキン」だが、今日はピアノ担当の「けん」さん一人。ロックンロールギターバンドのサウンドを基調とした、一人でも十分パワフルなステージを見せてくれた。

次は、アダルティーな男性3人組「FireFly」スタンダードからフュージョン、アニソンまで、幅広い音楽を楽しく聴かせてくれた。

5番目は、関西のいろいろな街で活躍中の「Cocodrilo」シンプルな音と声を奏でる4人組アコースティックバンド。ヴォーカルのJackeyさんのクリアで透き通った歌声が心に響いた。

6番目は、滋賀大学の関係者が中心の「S・J・B」。クラリネットが入ったジャズバンドはあまりないと思うが、なかなかいい感じにフューチャーされていた。

続いて「ミカンジル」。2つ前の「Cocodrilo」のCajon担当のフジオさんがアコースティックギターとヴォーカルを担当。コミカルな語り口調にのせたオリジナル&カバー曲が秀逸。個性的な歌詞の世界を堪能させてくれた。

最後を飾ったのは、今日の近江酒造ステージ唯一のインストバンド「Z.E.N」。その時の即興絵画を描くような演奏を楽しんでもらえたら・・・との触れ込みどおり、流れる旋律が夕方近くの会場に響き渡った。

会場は、ふだん滅多に入れない近江酒造さんの工場敷地内・・・

メインストリートから一歩裏手に入った会場ということで、決して賑やかで人通りが多いとは言えないが、返ってそこが落ち着いた雰囲気を醸し出している。

MCは地元、愛荘町在住の奥田祐子さん。聞けば、僕と全く同じルートというか、僕がいた彦根と東近江の2つのコミュニティFMを、ちょうど後追いするような形で仕事をしてきたとのこと。重なっている時期は全くないが、今日初めてあったとは思えない親近感があって、他人とは思えなかった。

中高と外国で暮らしていたらしく、英語も堪能。MCの傍ら、英語講師や通訳もやっていて、ALTのお世話もしているとか。リーアン先生のこともよく知っていた。こう見ると、けっこう世間って狭いもんだ。

会場で販売されていた、オリジナルのマラカス。その名も「カシャ・カシャ」、リズムを取るのにいい感じ〜。

市内に散らばっていた各ステージのプログラムが16時45分に終わり、後片付けをして市役所メイン会場に集合。18時からはグランドフィナーレ。

ボランティアという裏方参加ではあったけど、感じることは多かった。来年はもっとたくさんの生徒と一緒にこのイベントを盛り上げたいと思う。何よりも、たくさんの方々が市内外から来て下さる地元の一大イベントとして、地域の学校が果たす役割があるに違いない。教育の一環として、そのあたりのことも考えながら、企画段階から関わって行けたらと思っている。

楽しい一日をありがとう!


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