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教材研究 Archive
観察・スケッチなんのため?(中学生のみなさんへ)
みなさん、理科は好きですか?
「実験大好き!」って人もいるかな?実験って目の前でふしぎなことがおこるからおもしろいよね!
じゃあ観察やスケッチはどう?あんまり好きじゃない、得意じゃないって人、結構いるんじゃないかな?
授業でスケッチをするとき、「うまくかけないから嫌い」って声や、「なんでそんなことしなきゃいけないの?」って声をよく耳にします。そう、見えたモノをそのまま絵に描くのってすごく難しいし、写真かなにかに撮ればスケッチなんて面倒なことしなくていいのにって思うよね。
でもね、観察やスケッチをすることで、みんなにとってすごく大切な力が鍛えられるんだ。だから、みんなに観察やスケッチを好きになってほしいし、「イヤだなー」って気持ちも乗り越えてもらいたい。今日はみんなにそのことを納得してもらえるように説明してみたいと思います。少し長くなるけど、辛抱して読んでね。
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前へ進め
(今回の記事は中高一貫ブログにはのせてません。でもこの記事を書きたいがために、きのう・今朝と2度にわたって書いてきたのでした)
今朝書いた『紙コップ1個に人は乗れるかどうか』という実験。
実はこの実験の最中、紙コップにのってくれた生徒を叱りました。
なぜかというと、僕の目にはその生徒が紙コップを意図的に踏み潰したように見えたからです。
当人はそうは言いませんでした。「ただ、のったらつぶれた」「紙コップに人が乗れるわけないのに、つぶれたら怒られた」「わざとつぶしたと疑っている」「いつもそんな目で俺を見ている」そういうふうに彼は言いました。
「君の今言ったことはもっともだ。紙コップ1個に人がのったら潰れてしまうことなんか予想はしている。まわりのみんなもそう思ってると思う」
「でも僕が言いたいことはそうじゃない。そんなことで怒ってるんじゃない。あの実験は紙コップ1個に『のれるかどうか』を確かめる実験なのに、『のれるわけない』と思ってのったら実験にならないだろう。そういう姿勢が気に入らなかった、『のれるわけない』と思ってのったのなら、それはわざとつぶしたのと同じだ。」
というようなことを伝えました。
生活指導の先生もフォローしてくれ、彼は納得してくれたようでした。
”やってみないとわからない”ことに対して、”無理に決まってる”という態度をされたり、”君ならできる”と期待しているのに”どうせ俺なんか”という態度をされたりすると、悲しくなってしまいます。
世界はつねに変化している、そして自分の手で変えられるんだと強く信じている僕にとって、「結果は決まっている」「どうせやっても無駄」「自分には無理」という気持ちがどうしても許せない。
1学期を振りかえって、彼とのこういうすれ違いはかなりあったんだろうと今になって思います。
僕は彼の後ろ向きな態度が気に入らないのであって、失敗したことに対しては何も思っていない。でも彼は自分が失敗したことを責められていると思い、他にも失敗している人はいるのになぜ自分だけが叱られるのかと怒る。
そんなすれ違い。
あと半年、どれだけお互いが理解し合えるのかやってみよう。今日の彼はめちゃイイヤツでした。激しいし不器用だけど、筋を通そうとまっすぐ生きてる彼が、僕は大好きです。
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未知の世界への旅行
(中高一貫版よりも表現・内容がオトナ向けになっています)
レンガとスポンジの実験と同じときにやった、
『紙コップ1個に人は乗れるか』という実験。
これもレンガと同じで、“やってみなけりゃわからない」”と思うんです。
「そんなの無理に決まってる」と思って乗ればつぶれて当然。
「どうやったら乗れるだろう」という発想ができる子が育ってほしい。「無理そうだけどこうすれば乗れるかも」と、全神経を集中させてそろりそろりとのったり、支えになるものを使って均等に体重をかけるようにのったり、はたまた「中に何か支えを入れればいけるんじゃないか」という発想も大いにありだと思います。
サッカーがうまくなりたい、英語ができるようになりたい、憧れのあの子をふりむかせたい、、、
そういうときに「どうせ自分には無理」と思っていたら、無理で当然じゃん!無理と思って失敗しても、何も残らないよと思っちゃう。失敗したら次成功したいじゃん!成長することは目的じゃないけど、たとえ失敗しても、どこか成長してたいじゃん!
そう思うでしょ?
不可能に思えても「どうすればできるか」と考えて、実現できるように努力できる子こそ育ってほしい。理科を教えながらいつもそんなふうに思っています。
『空が飛びたい』『遠く離れた人と会話したい』人類はそんな突拍子もないことを思いつきました。しかしそんな思いつきから100年経った今、飛行機が世界中を飛び回り、地球のすみずみにまではりめぐらされたインターネットで世界中の人とテレビ電話でコミュニケーションすることができます。
理科は時代々々の「無理」「不可能」に人類が勇気を持って果敢に挑み、未知の世界を切り拓いてきた冒険の歴史。きっと自分の人生を自分の手で切り拓いていく羅針盤になるはずと僕は信じています。
人生は未知の世界への旅行です。
彼らの人生をきっと豊かにすると信じて、今日も理科を教えます。
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教科書には“真実”が書いてある!?
- 2009-10-02 (金)
- 理科
(中高一貫版よりも表現・内容がオトナ向けになっています)
きのう教室で、1年生に見せた実験。
『レンガをスポンジにのせたとき、レンガの向きでへこみ方がちがうかどうか』
するとレンガをのせる前から、
「大きい面ではあまりへこまない!」
「小さい面ではよくへこむ!」
「だって知ってるもん」
「教科書のってるやん」
と意見がどんどん出てきました。
しかし、実際にやってみると大きい面でも小さい面でもスポンジはちっともへこみませんでした。いやぁ予想外!?
そこで、半分に切ったレンガを2個使って、「面を小さく重さは同じ」にして、長くなるように重ねてのせて、やっとスポンジはへこんだのでした。スポンジって、けっこう強い。教科書とはちがう結果です。
実は私自身教科書と同じ結果になると思って、ホームセンターでレンガとスポンジを選んで、レジに並ぶ前に簡単に実験してみたんですが「ぜんぜんへこまないじゃん!」ってことになってしまったのです。そのホームセンターでは一番重いレンガと一番やわらかいスポンジをさがして選んでやってみて、でも結果は同じでへこまない(笑)。理科の先生なら、特にこのおかしさ分かってもらえるかと思います。だって、教科書でも参考書でも、まことしやかに3段階でへこんでる図が載ってますもんね。なんだ!?最近のスポンジは硬いのか!?
この実験で、教科書にのってることが“真実”“必ずいつもそうなる”というわけではないということが生徒に伝わればいいなぁと思ってまいます。ただし、ちゃんと条件さえ整えれば教科書に書いてあることの正しさは証明できる(理科以外は知りませんが)ので、教科書が”真っ赤なウソ”ということではないわけで、私が担当している中学1年生にはまだまだ難しいと思いますが、将来的にそういう教科書の見方ができるようになってほしいなぁ。
たった今、自分の目の前にあることこそ“真実”。
本ばっかり信用しちゃダメ。
大人の僕も勉強になった実験でした。
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オツベルと象
高校文化祭で中学生が発表する、群読『オツベルと象』の台本の朗読に挑戦しました。
『オツベルと象』は小さい頃に朗読のレコードを繰り返し繰り返し、何度も何度も聴き、中学校のときには教科書でも習った作品で、宮沢賢治の中でも、私が特に好きなもののひとつです。
グララアガア、のんのんのんのん、といった独特の擬音語と、小気味よくテンポのよいリズムは読めば読むほど味わい深い作品ではないでしょうか。
中学生にも、ぜひこの『オツベルと象』という作品を好きになってもらいたいという気持ちをこめて、理科室で朗読を録音し、絵本の絵を重ねて動画をつくってみました。
作品の深さをどれだけ表現できたかは分かりませんが、気合いを入れて制作したつもりですので、約16分の間おつきあいいただければと思います。
さあ、宮沢賢治の世界へようこそ。
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観察・スケッチなんのため?
西です。
授業の中で僕が気をつけていることは、生徒に「目的意識的に活動させる」「社会関係の中で自分をとらえさせる」こと。
中学1年生に理解させられているかは難しいところですが、無目的に何かをできる人間や、他人の立場に立てない人間に育って欲しくないと思っているんです。
たとえば理科の植物の観察とスケッチ。
これは微細な構造まで見分けられる観察眼を養うという目的でやらせています。
「写真に撮ればいいじゃん」という生徒がいたり、観察をせずに「想像力を働かせて」描く生徒がいたり、「うまくかけないのでやりたくない」という生徒がいたり、、、。
そういう生徒を前に、「写真に撮るのではつかない力」があること、今求めているスケッチは芸術的センスやきれいにかけていることは「どうでもいいこと」だということ。「自分の見えたもの」を「線」として記録することが一番大事だということを諭し、そのためには「よく観察する」ことが大事だという話をしました。
なぜそんなことをさせるのかといえば、そうして養われた力が自立した社会生活を送るのに不可欠と思うからです。ただ、そのことを中学1年生の生徒に理解させる言葉の力や論理の力がまだ僕には足りないし、それを中学1年生の生徒が理解する必要があるのかと問われれば、それも自信がない。彼らを見ていると正直まだ早い気もするんです。
しかし、社会関係を学習せずに思春期を迎えてほしくない。なぜならその先に待っているのは「不良やんちゃくん」か「理想主義人間」か「ニート」だと思うからです。(この辺はもっと説明が必要ですね。後日ブログで。)
中高一貫ブログには授業で伝えられなかった分を書いてみましたが、やっぱり難しい。。。
とにかく今できることは、保護者の方に僕の立ち位置を知ってもらうことと、中1の生徒には簡単な言葉と僕自身の行動で示し続けるしかないのかな。
追記2009-10-07 (水)観察・スケッチなんのため?(中学生のみなさんへ)と題して本稿の補足記事をアップしました。
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日曜日の学校
- 2009-04-19 (日)
- 理科
お久しぶりです。西村です。加藤先生、さっそくブログの形式を書きやすくして下さったんですね。ありがとうございます。
4月の年度初め、新しいクラスに新しい場所。まだまだペースを掴めずに右往左往することもありますが、それでも出会いの春はやっぱり楽しいですね!
今日は一日のんびり。。。のはずでした。17時までは。そこへ理科室から電話。中学校の5期生・中3学年の理科の授業の引き継ぎがしっかりできていないこともあり、西先生から質問が。夕食前の一時間なら、と駆けつけたら、村末先生も授業準備でしっかり出勤。私のすぐ後に木瀬副校長先生も来られてました。中学校の職員室は「熱い!」ですね。私は約束を果たして一時間ほどで帰りましたが、西先生、村末先生は、さて、いったいあのあとどうなったことでしょう???中学校メンバーになってわずか3週間というのに、二人の間に感じられる連帯感。これからが楽しみですね。でもSECOM菌の感染には気をつけてください。感染源の特定も急いだほうが良いかもしれませんね、安居先生!(笑)。
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自分の見ている世界ってホンモノ?
西です。久々の更新です。
新年度中学に移って、初めて「理科」という教科を教えることになりました。
とにかく不安だらけ。
自分の見ているが世界がホンモノか確かめる力。(観察・実験)
自分の見たものを人に伝えられる力。(発表・表現・レポート)
試験で良い点を取る力。(調べる・覚える・練習する)
こんな力をつけさせたいなぁと思ってます。
ということで今日の授業で使った小道具です。
クリックで拡大します。
ご存じの方も多いと思いますが、動いて見えます。
動画ではないですよ。信じられない方はプリントアウトして見てください。
ちなみに疲れているときほどよく動きます。
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ちえのわ模擬授業4ー理科
今日の模擬授業は中学の授業開きで生徒のココロに火をつけるための実験を見てもらいました。ご参加頂いた先生方、お忙しい中ありがとうございました。
実験のテーマは、
『お金は磁石にくっつく?くっつかない?』
1円、5円、10円、50円、100円、500円と、順番に磁石に近づけ、
そのつど生徒役の先生に、くっつくか、くっつかないかを予想をしてもらいました。
「金属だからつく」
「さっきと同じ色だからつかない」
「そろそろくっつくはず」
さて、磁石にくっつくお金はあったのでしょうか!?


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遅くなりましたが、模擬授業の報告を。
3月17日(火)に「英語Ⅱ」の模擬授業を行いました。
加藤先生と西先生の授業の後ということでかなりプレッシャーでした。でも結果、参加していただいた先生たちが満足していただける授業ができてすごく安心しました。今年度は自分の中で迷いながら授業をすることが多かったのですが、苅米先生の授業に参加し、多くの活動方法を見ることができました。その中の1つを私のクラスの生徒でもできるように少しアレンジしたつもりでしたが、まったくパクってましたね(笑) このアクティビティーをすると、本当にみんなが魔法にかかったかのように生き生きと英語を話すんです!今回は苅米先生からアイディアを拝借した形になりましたが、これから自分でも生徒が楽しく活動できるものを探して行きます。まだまだ勉強しないといけないですね。

次回の模擬授業の告知をしないといけなかったのですが、遅すぎましたね。。。明日3月24日(火)3時から。たくさんのご参加をお待ちしています!!
*私の「据わった目」の写真をアップしようと、西先生に教えてもらったのにできなかったのですが。。。誰か教えてくれませんか??
無事写真をアップできましたよ!! どうでしょう??
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