うららかな春の陽射しが彩りを添える佳き日、今日3月1日。
滋賀学園になって10回目の卒業証書授与式が盛大に行われた。
6年前、中高一貫コース開設とともに入学した一期生が卒業する
記念すべき年だ。
午前10時、「卒業生入場」の言葉が高校体育館に響き渡ると、
扉が開かれ、担任の先導でクラスごとに卒業生が入場。
保護者や壇上の学校関係者、来賓が大きな拍手で迎え、開式。
国歌斉唱、校歌斉唱と続き、厳かな中にも温もりの感じられる空気が
体育館を包んでいく。
続いて、卒業証書を授与される200名が各担任から呼名され、
元気よく返事をして、起立。
壇上からひとり一人を見つめる学校長の目は、厳しい中にも慈愛にあふれ、
今日の日を迎えられた喜びに満ちた親心のような、温かなまなざしだった。
総代を務めたのは、前生徒会長の安居瑞樹くん。
学校長から卒業証書が手渡され、これまでの頑張りをねぎらう言葉を
かけてもらい、がっちりと固い握手を交わす姿はステキだった。
式辞で学校長からは、まず中高一貫コース初の卒業生が巣立つ喜びに
ふれ、インターハイで6競技45名という県下一の出場者があったこと、
また全国英語スピーチコンテストで準優勝の栄冠に輝いたことなど、
まさに「文武両道」をいく本校に誇りを持ち、さらに高い目標に向かって
精進してほしいとのお話しがあった。
また、「誠実・忍耐・努力」の校訓を常に心に留め、今に自分の境遇に
感謝すること、流れゆく時間は戻らない、時間そのものの質を高め、
新しいことにどんどんチャレンジしてほしいとのエールが贈られた。
続いて、東近江市長代理の小川脩哲教育長から祝辞があり、
相田みつをの「一生感動、一生青春」の言葉を引き合いに、
人間は理屈で動くものではく、心からの感動で動くものだということ、
目標に向かって努力する日々そのものが輝きであることが語られ、
日々感動する人生が青春だ!という言葉で締めくくられた。
その後、来賓紹介、祝電披露があり、卒業生代表から卒業記念品の
目録が学校長に渡された。
在校生を代表して、生徒会長の大町竜司くんからの「送辞」。
先輩のやさしさ、行事等でのリーダーシップに感謝するとともに、
みんなが心を合わせてやれば、立派なものができることを実感した
ことを報告。この伝統を受け継ぎ、さらに発展させていくことを誓った。
卒業生代表の「答辞」は、前生徒会副会長で中高一貫コース6年間を
滋賀学園で過ごした新島有佳さん。
6年前の出逢いから、短期海外研修、長期留学で得た経験が、自分を
大きく成長させ、いろいろな学校行事の中で、生徒会という一本の線で
自分が結ばれていたことが嬉しかった。
全速力で走り抜いた6年間・・・これほど友人、先生、親のありがたさを
感じたことはなかったという。
最後に、お父さん・お母さん、ありがとう! 私はあなた方の子どもで
あることを誇りに思う・・・と感謝の気持ちが述べられると、会場からは
喜びの涙声が聞こえた。
式歌「best friend」を卒業生全員で歌い、フィナーレ。
大きな拍手に贈られ、体育館を後にする卒業生の表情は、みんな
大きな自信に満ち、晴れやかだった。
式の後、父母と教師の会会長の二橋省之さんから、先生方に対し
これまでの指導に感謝するとともに、保護者としてこれからも学園を
盛り上げていきたいと挨拶があった。
また、第3学年団から保護者に対し感謝の言葉が述べられ、各クラス
ごとに教室で謝恩会が開かれた。
《おまけ》
中高一貫コースでは、日刊で学級通信を発行している。
最終号として今日贈られたのは、中学入学時と今の顔写真を並べ、
その成長ぶりをとらえた思い出のカラー誌面・・・
高校3年間では見られない大きな変化と成長がある、中高6年間!
中高一貫教育の意義をあらためて感じ、そこに身を置ける自分を
ありがたいと思わずにはいられない・・・・。
卒業生の未来に輝かしい前途あれ!
卒業おめでとう!