京都の私大、不況の中受験生確保 

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中高大を問わず、そろそろ本格的な入試シーズンに突入する。

来週末、1月17日(土)・18日(日)は大学入試センター試験ということで、
高3の受験生たちは最後の追い込みに必死だ。

そんな中、先日、こんなニュースが報じられていた。

財布に優しい大学PR 京の私大、不況の中受験生確保へ
  (1月4日9時19分配信 京都新聞)

近年にない不況の下での入試シーズン本番を控え、京都の私大が受験生の
確保に向けて対策を練っている。少子化で大学間競争が激しさを増す中、
各大学は、奨学金の充実や、下宿代や受験費用の軽減など、保護者の財布
に優しい大学のアピールを模索している。

具体的な内容は、こうだ・・・

 *現在、受験生の進路希望に不況の影響は大きく表れていないが、
  「私大は1校受験するごとに約3万5000円かかる。出願の段階で、併願で
  受験する大学を減らしたり、遠隔地の大学の受験を敬遠する動きが出る
  のではないか」。
   (代々木ゼミナール京都校進学相談室:前田毅チーフ)

それでは困るというので、京都の各私立大学が打ち出した方策は・・・

 《京都精華大》
 今春の人文学部の大学入試センター試験利用入試と一般入試の合格者の
 うち成績上位者について、卒業までの授業料の約9割か半額を免除する
 奨学金制度を設けた。優秀な学生の確保が主な狙いだが、「経済事情が
 厳しい保護者にも注目してもらえれば」と。

 《立命館大学》
 経済面で修学が困難で成績が優秀な学生を対象に、前期の学費を半額に
 減免する奨学金の採用枠を2008年度に500人から750人に拡充。

 《同志社大学》
 社会学部、神学部の来年度の入学生から、京田辺キャンパス(京田辺市)
 に通うことなく、今出川キャンパス(京都市上京区)で4年間を過ごすことが
 できる。従来は1~2年次が京田辺キャンパスで、3年に上がる際、通学先
 が今出川キャンパス移り、引っ越す下宿生もいたが、今後はその必要がな
 くなる。「4年間で見た場合、仕送りする保護者の負担も減るのではないか」
 と、志願者の増加を期待。

そういえば今日、ある大学から届いたFAXにも、不況で進学資金面で苦しく
なった受験生に対し、無利子の奨学金を貸与するなど、大幅な奨学金制度
の拡充を行うことが大きく記載されていた。

私立大学はそれなりにお金がかかるとあって、このご時世、できれば国公立
へと願う保護者も多いわけで、どの大学も生き残りをかけて努力している。
受験生にとっては、ある意味ありがたいことには違いないが、大学側は大変だ。

もちろん、このことは高校入試にもあてはまるわけで、今までなら少々お金が
かかっても教育環境のよい私立高校へ通わせていたものを、金銭的に無理
なので公立県立高校で我慢するといった家庭が増えてきている。

つまりそれは、私立高校の志願者が減少することを意味するわけで、経営上
厳しい方向に進むことになる。

つらい時代になったものだ・・・

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