昨日(15日)午前11時から、東近江市小脇町の太郎坊宮の神饌田で「お田植え大祭」が行われました。本校は2年前から毎年この行事に参加していて、今年で3回目となります。
当日は、高校女子バレー部員と中学テニス部員、それに本校教員あわせて20名が色鮮やかな衣装に身を包み、奉耕手(ほうこうしゅ)を努め、古式豊かに神事を執り行ないました。
お田植えに先立ち、宮司さんによる祝詞の奏上があり、巫女さんによる湯立て神楽が奉納されます。神事では、奉耕手を代表して男女各1名が緊張の面持ちで神殿に参拝しました。
神事が終わると、いよいよお田植えです。
早乙女役は女子バレー部員6名と顧問の岸本先生、本校ALTのベリンダ先生の8名。手甲脚絆にすげ笠、紅のたすき姿で、2組に分かれ、履いていたわら草履を脱ぎ、水が張られた2枚の神饌田に入ります。
一列に並び、苗持ち役のテニス部員4名(1組2名ずつ)からニホンバレの早苗を受け取り、丁寧に植えていきます。
きれいに苗が植えられるよう、両端から縄を張る縄持ちには、テニス部員3名と顧問の脇阪先生の4名があたりました。2人ずつペアになって、それぞれの神饌田で両端から縄を引っ張りました。
早乙女たちが苗を植えるとき、その流れを仕切るのが田植え歌です。バレー部とテニス部の女生徒3名に笠井先生が加わり、4名で歌いました。
この日植えられた早苗は神社の方々によって大切に育てられ、9月下旬から10月上旬頃に収穫され、神様にお供えされるということです。
☆当日の様子は、こちらでも詳しく紹介されています。
→ 初夏の風物詩・早乙女たちによるお田植え大祭!太郎坊宮 (滋賀ガイド)