原点に立ち返ることの大切さは、今さら言うまでもない。
なぜ、教師という人生を志したのか。
子どもたちと、どんな時間を共有したかったのか。
子どもたちと一緒に、喜び、悲しみ、慈しむ中で、何を伝えたかったのか。
常に振り返り、自分を見つめ直してほしい。
思うようにいかないことも、たくさんある。
いつも条件が整うとも限らない。
何より、子どもたちへの指導は
制約がある中で、無限の可能性を追い求めるようなものだ。
そこには、その場限りの、小手先の関わりは一切通用しない厳しさがある。
だからこそ、先生たちはお互いを尊重し、それぞれの持ち味を活かし、
子どもたちを導いていかなければならない。
いま、何が必要で、何ができるか、みんなで考え、行動する・・・
それなくして、教師の資格はない。