記憶に残るということ

彦根球場へ高校野球秋季大会の応援に行った帰り、某書店に立ち寄って本を買い、レジへ行ったときのこと。担当の女性が私に声をかけてきました。

女性: ポイントカーはお持ちですか?
私 : いえ、持ってませんが

(しばし間を置いて・・・)

女性: 滋賀学園の先生ですか?
私 : はっ・・・はい、そうですが
女性: △△部でお世話になっております、※※です

私 : はぁ~(と笑顔を返す)
女性: 説明会のとき、お話をされてたんで、覚えてます
私 : えっ・・・会計を済ませるまでの、ほんの数秒の会話で、最後に「ありがとうございます」と言ったか、「どうぞよろしくお願いします」と言ったか、たぶん両方言ってレジを離れたように思うのですが、ビックリしつつも、なんとなくホッコリした気分になりました。それにしても、よく覚えていてくださっています。そんなに印象深い顔でもないし、声に特徴があるわけでもないと思うのですが、驚きです。

入学されてから、特にその学年や部活に関係することを、保護者と一緒にやらせてもらったわけでもないので、本当に説明会での印象だけなんでしょう。(もしかしたら、説明会で個別にお話をさせてもらっているかもわかりませんが・・・)すごいですね。

ほんのわずかの出会いであっても、相手の記憶にしっかり残ることは、とてもありがたいことです。こちらが一方的に、良い印象をたくさん残したいと思っても、それは相手の気持ち、受け止め方しだいですから・・・。

何事も誠実に、相手の立場に立って、その時々を大事にしていかなければならないと、改めて思った出来事でした。

 


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