左義長祭で「どんど焼き」

今日は成人の日。彦根市では、昨日が成人式だった。

我が家の末娘もとうとう大人の仲間入り。これで3人の子どもがみんな成人し、親としての役目も一段落かな?

さて、時折雪が舞う寒い日だったが、晴れ間には伊吹山がくっきりと見え、なかなかの休日。

町内の神社では、朝8時から恒例の左義長祭が行われた。

この祭は、宮中で正月の十五日および十八日に行われていた、天皇が書いた吉書(きっしょ)を燃やす「吉書三毬打」の儀式が民間に流布したものらしく、お正月のしめ縄や門松を外して燃やす ことになっている。 

小学生までの子どもがいる家庭では、お正月の間に書き初め(吉書)をして、この日、笹飾りにして燃やす。

これが、いわゆる「どんど焼き」。

その煙や、燃えたあとの吉書紙の切れ端が高く大空に舞い上がるほど、書も上手になると言われている。

また、この火で焼いた餅を食べると1年間病気にならないとされ、僕たちが子どもの頃は家から餅を持ち寄り、焼いて食べる楽しい年中行事でもあった。


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