●本末転倒・・・これで大学と言えるのか!
今朝、WEB配信されたニュースを読んで、愕然となった。
希望すれば誰でも大学に進学できる「全入時代」に事実上突入するなか、
文部科学省は来年度から、新入生に高校時代の授業内容を復習させる
補習授業などの取り組みに補助金を交付する方針を決めた。
大学生の学力不足が指摘されるなか、各校が学生の学力向上に取り組む
よう促す狙いだ・・・
☆大学の高校復習に補助金
来年度から文科省 学力低下に対応 (産經新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080924-00000905-san-soci
文科省の調査によると、高校時代の補習授業を導入している国公私立大は
平成18年度時点で33%(234校)に上っているそうで、某国立大学では
”工学部”でありながら、なんと!数学と物理の補習授業を始めているそうだ。
確かに、現実問題として、選ばなければどこかの大学には入れるという
大学「全入時代」に事実上突入した今、推薦やAOなど一般入試を経ないで
合格する受験生も増え、大学の専門教育についていけない学生もいる。
大学での勉強を満足にさせるための”対処療法”としては、必要かつ仕方のない
ことだとも考えられるけど・・・
しかし・・・、だからといって・・・
国が補助金を出してまで、この事態を下支えする必要があるのかどうか。
やろうとしていることの”アホさ加減”に、汚染米問題への対応じゃないが、
日本もここまで来たか・・・と思ってしまう。
どう考えても、問題の本質を見ているとは思えない”場当たり的”な対応に、
この先、日本の教育をどうしようとしているのか、全く見えてこない。
現状を見かね、せめて何かの手立てを講じないと・・・という視点からの施策である
ことは明白だ。もちろん、やったとしても一過性のものにしかならないだろうし、
ますます事態を悪化させるだけのこと。
学生にとって、これが本当にいいことかどうかと言えば、答えはNOだ!
大学に行く前に、高校段階で、いや中学校や小学校の段階で、
きっちりとやっておく(やらせておく)勉強があるだろう。
まずは、そのあたりを見直すのが先決じゃないのだろうか・・・。
ついて行けないのなら、大学へ行くな!
それがわかって入ったのなら、死にものぐるいで勉強しろ!
大学の勉強で苦労している学生は、昔からいた。
その多くは自力で這い上がろうと悪戦苦闘していたのだ。
大学とはなんぞや!
その根本原則から見直すような方策が取れないものかと、改めて文科省の
”無力さ”を憂いたくなる。
しっかりせ~や!






