●不思議な「つくりもの」
昨日に引き続き、「萬人講」法要の当番仕事につく。
朝5時半から、ご婦人方を中心にお味噌汁をつくっていただき、
6時半にお寺へ運ぶ。
7時から、朝のお講(お勤め)があり、終わった後、本堂での朝ご飯。
当番である我々は、テーブルを並べたり、お味噌汁をついだり、
お茶を運んだりと、いわば接待役・・・
皆さんが食べ終わって、お寺から帰られた後、後片付けをしてから
ご飯をいただいた。
その後、昼のお勤めの準備をして、いったん家に戻り、再び13時にお寺へ。
この「萬人講」では、他のお講にはない特別なことがいくつもあって、
その一つが、この奇妙?な「つくりもの」
別に形が決まっているわけではなく、とにかく”乗れるもの”を、野菜や草花を
利用して作らなければならない。
馬や牛、鳥、蝶、カブトムシ、あるいは車や船・・・など、とにかく乗れるものなら
なんでもいいから、それらしく作ればいいだけなのだが、調子に乗ると、
上の写真右のような、一見、機関車トーマスみたいな、でもどこか違うような
いったい何やらわからないようなものまでできてしまう。
で、それを三宝(お供え物を載せる台)の奥に置き、手前にお米と丁字麩を
載せて、仏様にお供えする。
なんでも、この「乗り物」で、お供養物を仏様まで運んでいくということらしい。
次から次へと届くお供え物一つ一つに、このような「乗り物」を作って仏前へ。
同じものは作れないし、かといって同じ材料で、違うものを作れといわれても
そんなにアイディアも浮かばないし・・・で、けっこう大変だった。
でも、なんだか面白いというか、意味あってやっていることなんだけど、
昔からのしきたり、あるいはお作法の類には、不思議なことがたくさんある。
夕方5時、後始末や配りものが終わって、お疲れさんの宴会があった。
で、ここでまたビックリ!
なんと、この暑い時期にお供えのお餅をぜんざい(もちろん温かいやつ)にして
みんなで食べるのだ。
どういう意味があるのかはわからないが、夏の疲れを癒すためなのだろうか・・・
とにかく、不思議さ満載のお寺行事。
一応の役目を終えて、とにかくホッとしているところだ。






