●「私の一言」ハガキ、切実な願い
大阪府の橋下知事が大幅カットをしようとしている「私学助成」だが、
財政難を理由に削減しようとしている自治体が目立っています。
滋賀県でも同様で、今年度、高校生一人あたりの予算積算単価が18,000円
削減され(当初は63,000円もの削減を提示していた)、私学に与える影響は
きわめて大きくなってきています。
そのような中、この現実を重く受け止め、私学教育も「公教育」であり、
「私学助成=教育費」との認識を、今一度、県や国に持ってもらおうと、
滋賀の私学助成をすすめる会では、「私の一言」ハガキに保護者の願いを
書いてもらっています。
*よい環境で学ばせてもらっています。弟も行かせられるよう、私学助成を
よろしくお願いします・・・
*私学の方が教育もしつけも行き届いているのに、学費が高い。
公立との格差をなくしてほしい・・・
*子どもが行きたい学校で教育を受けさせるのは、親として当たり前のこと。
しかし私学の学費は高く、子どもがたくさんいると負担が大きすぎます・・・
*いま通わせていただいている2人とも、中学時代は不登校でした。
そんな2人を受け入れて下さり、感謝しています。いまは休まず通学し、
勉強したいと頑張っています。子どもの未来のために、少しでも親の負担を
軽くしていただければ嬉しいです・・・
*保護者は「子どもを安心して通学させられる」、子どもは「喜んで通学する」
そんな姿が見られるのは、教育指導の丁寧さ、わかりやすい説明と、
生徒全体はもちろんのこと、ここに至るまできめの細かい優れた指導力を
持った先生が教壇に立っておられるからだと思います。
それ自体が公立との違いで、先生方の教育に対する姿勢に、私学助成を
拡充する必要があると、強く思います・・・
現在その回収中ですが、どのハガキにも記入欄をはみ出してまで、
切実な願いが綴られていて、行間からあふれ出る保護者の気持ちには、
とても熱いものがあります。
正直、ここまでの想いを持って下さっていることに驚きを感じる一方、
私学で働く身として、それに応えていく責任の重さと、この声をしっかり届ける
義務を感じています。
あわせて、いかにすれば子どもたちによりよい教育環境が提供できるか、
いかに子どもたちの学びを支援していくか、大きな課題を突きつけられたような
気がして、改めて身の引き締まる思いでいっぱいです。






