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2007年09月13日

●成功の鍵は「夢を忘れること」なの?

新庄が、ニューヨーク・メッツに入団した当時の話しを少し・・・。

彼がテレビのインタビューで答えた言葉に、多くの人が驚いた。
「メジャーへの手応えですか? そうですね、最後まで楽しんで
プレーできたら、きっといい結果が残せると思います。
うーん、もちろんここまでは楽しくやっています」。

その突飛な言動から、ついたあだ名が”宇宙人”。

アメリカでのメジャー挑戦についても、
「ニューヨークは(雰囲気が)俺に合った街だなぁと思った」
「野球以外でも楽しんでもらえる選手がいてもいい」と、
およそ野球をやりにいくようなものではなかった。

加えて、「メジャーリーグでどうしても成功しようと思っているわけ
でもないんです。競争の激しい世界に身を置いて、
もう一度自分自身を鍛え直したいと思うんです」とも。

愛車のフェラーリも家具も洋服も、
すべてインターネットオークションで処分して、
日本での好条件(複数年十数億円契約とも)を蹴り、
何もかも捨てて、裸一貫でアメリカに渡ったのにもかかわらず・・・だ。

新庄はそこまでして、何故にメジャーに行こうとしたのだろう。
彼の真意はいったいどこにあったのだろう。

心理学的な分析によれば、
人は目の前のことに集中しているときには、
何の不安も重圧も感じないが、
意識がいまを離れたとき、つまり未来や過去に移ったとき、
心配や不安が起こるらしい。

未来に描く夢、求める理想の結果、あるいは過去に犯した重大な失敗。
そうしたものをイメージした途端、”夢に近づかなければ”、
そして”失敗を犯さないようにしよう”と力(ちから)が入って、
体に緊張を生み出すという。

憧れのメジャーリーグ。
そこでよい結果を求めない選手が何処にいようか。

もちろん新庄だって、そうだったに違いない。
だからこそ新庄は、あえてこんな言葉で表現したのだ。

成功への鍵を失わないために、夢を忘れ(意識せず)、
目の前の向かうべき状況に対し、楽しんで立ち向かうことだけを
考えたのだ。

楽しめればよい結果を生む可能性も高くなり、
結果的に夢は適えられる。

野放図のようにみえて、実はこれ、
論理的かつ科学的なアプローチなんだって。

う~ん、さすが新庄!!

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