●未来の私へ
以前から、何かの記念日やイベントにあわせて、
何年後かの自分に宛てて手紙を書くってことが行われている。
これは、ある高校で受験を間近に控えた生徒が書いた
「未来の私」への手紙だ。
◇ ◇ ◇
はじめまして・・・というのは変かもしれませんね。
私は18歳の貴方です。
今の私は受験を前にして少し情緒不安定になっているかも知れません。
未来の貴方は看護婦をしているのでしょうか。
それとも、専業主婦をしているのでしょうか。
今の私には解りませんが・・・
貴方は今幸せでですか、
それとも人生の分れ道で間違った判断をしてしまい後悔していますか。
しかし、それは過去の私と未来の貴方が決めた道であり、
それがその結果なのですから何も言えません。
昔、本でこんなセリフがあったのを覚えていますか。
「人間は短い命だから精いっぱい生きる。」
「どんな時も決して諦めないで最後まで立ち向かっていく。」
諦めるのはいつでもできます。
でも、その前に自分に出来る最善を尽くしてもいいと思いませんか。
ところで、結婚されてるならお聞きしたいことが・・・
あの結婚相手は一体誰なのでしょうか。
私の知っている人ですか。
それともこの手紙を書いた後に知り合った人でしょうか。
それと、その人は、優しい人ですか。
まさか恐い人ではないですよね。
貴方が選んだ人ですからそんなことはないと思いますが・・・・。
やはり、未来への手紙と言えば、
お約束の未来の相手の心配(どんな人かって事ですよ)でしょう。
あと、子供はいますか。
何人ですか。女の子、それとも男の子。
私の願いは女の子と男の子の双子なのですが・・・。
あの馬鹿妹のような子供でないことを願っております。
また話が飛ぶのですが、今でも小説を書いてますか。
高校のときから作ってきた初期設定だけが
目の前にぶら下がっているのが過去の私ですが、
それでも受験が終了したら書こうと思っています。
未来の貴方はどうですか。
忙しくて書いていないかも知れませんね。
あーゆーのってゆっくりした時でないと書けないものですから。
でも、忘れないでくださいね、いつでも何かを創るってことを。
それが未来の貴方を創ったほんの一部だから。
最後に、いつかこれを読んでいる貴方に・・・
最後までこの手紙を読んでくれてありがとう。
◇ ◇ ◇
精いっぱい生きる。
諦めるのはいつでもできる。
その前に自分に出来る最善を尽くせ。
いつでも何かを創るってことを忘れないで。
いくつになっても色あせない響きを持った言葉だ。
常に心にとどめておきたい・・・。







コメント
まだ真っ白な未来をこれから自分でデザインしていける若い方の自分にあてたお手紙―とてもすがすがしい気持ちで拝見しました。どんな道に進まれても、きっとこの方は、幸せになられる気が致しました。
5年くらい前、地域の図書館で、10年後のお手紙という企画がありました。
家族それぞれにあてて書いた手紙が、最長10年後に郵便で届くのです。(配達日は指定できません。)そのとき家族は健康で幸せだろうか、そんなことを考えるとちょっぴりこわく、またドキドキして書いたのを覚えています。
長いときを超えて、言葉は、どんな輝きをもって私達に語ってくれるでしょうか。
Posted by: オールレーズン | 2006年07月05日 11:08