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2006年06月10日

●安居さん・・・

1995年10月1日付の読売新聞日曜版(別刷特集)「名字百科」の欄で
「安居さん」が紹介されていた。


~瞑想修行示す仏教用語から~  (姓氏研究家・丹羽基二) 

安居といえば、戦後に出た小説家に坂口安吾という人がいた。
安居をもじったのでは? 但しこれは名前だが名字に安居は多い。

もともと、仏教のことばで、
インドでは雨期に庵(いおり)や洞窟に入って瞑想修行する。
外に出て布教することは取りやめる。
古代インド語のバールシカを中国で安居と訳した。
アンゴと音で広まったがアゴとかアゴイとかアグイと転々して、外日の表記もできた。
陽(ひ)の外におるから、雨期の意味になる。

日本でもこの語は広まり、安居院とか安居寺なども建てられ、
安らかに居って仏道にはげむことに用いる。

後花園天皇の御子に安居院親王の名もみえ、
淡路島にその末裔が存在しているともいう。
この家では刀利天にのぼられた話もある。


さて、話は変わるが、ここで「安居」にまつわる場所を二つほど・・・

まず一つめは大阪市天王寺区にある「安居神社」

安居神社

この写真は、今から10年ほど前(1997年3月)に行ったときのものだ。

続いて「安居橋」

麦刈り1  る麦刈り2 

”あんごばし”と読むこの橋は、京都・石清水八幡宮の脇を流れる
放生にのかかっている。
大きく半円を描いた形は、別名「たいこ橋」と呼ばれていて、
「安居橋の朧月」は八幡八景のひとつになっている。


時間があれば、皆さんもぜひ出かけてみてくださいねっ!

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