●滋賀県のイメージ
この季節、湖周道路を走っていると、
道路を行き交う他府県ナンバーの車が多くなってきたのに気づく。
さて、皆さんは滋賀県のイメージは・・・と聞かれて、
真っ先に何を思い浮かべるだろう?
僕が真っ先に思い浮かべるものは「琵琶湖」。
京阪神に住んでいる人の多くが、「マザーレイク」という言葉に、
近畿の水がめとしての琵琶湖のイメージを重ね、
滋賀県のシンボルとして位置付けているという。
ところが関東の人たちに言わせると、
いつも琵琶湖が出てくる滋賀県の観光ポスターやイメージ広告には、
どうも違和感があるらしいとのこと。
美しい湖といえば富士五湖とか十和田湖を思い浮かべ、
琵琶湖は単に一番大きいという印象しかないそうだ。
それも、琵琶湖があるのは滋賀県だと思ってもらえれば良い方で、
京都にあると思っている人も少なくない。
テレビのドラマやなんかで「京都殺人事件」っていうと、
琵琶湖岸に被害者が横たわってる光景がよく出てくるし・・・。
そのかわりに「近江」という言葉からくるブランドイメージは高く、
関西では「おじいちゃん、おばあちゃんの田舎」というイメージが、
関東では「歴史がある土地で、豊かな文化財に恵まれたところ」
「近江商人」「近江牛」・・・という見方になるという。
確かに、その土地で生活している人が描くイメージと、
実際にほとんど目にしたことがない人が
限られた情報から想像?するイメージとでは大きな違いがある。
有名な観光地だって、
遊びに来た人が行き交う華やかな表通りの一歩裏には、
そこで日々生活を営む人たちの暮らしがあるわけで、
同じ景色をハレ(遊び)の目でとらえるか日常の目でとらえるかによって、
印象は180度変わってくる。
しかし、そのいずれもが街の姿であることに変わりはなく、
どちらがいい、悪いは別にして、
いろいろな角度から幅広く受けとめてこそ、
初めてその街が理解できるということは間違いないようだ。






