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2006年04月20日

●他生の縁

新年度が始まって20日あまりが過ぎた。
そろそろ自分の落ち着く場所ができはじめる頃かもしれない・・・。

我々は日常生活の中で、自分が意識する・しないにかかわらず、
実に多数の人々と出会っている。
例えば、朝の通勤ラッシュの中で、たまたま肩と肩が触れ合った人、
隣の席に乗り合わせた人・・・などなど、
どこの誰とも知らず、自分とは全く関係のない、
もう二度と顔を合わせることもないはずの人・・・。
出会う人の大部分は、そうした人たちだ。

仏教の世界では「袖振り合うも他生の縁」といって、
道を歩いてたまたま袖が触れ合っただけであっても、
その出会いは決して偶然ではなく、
他生(生まれる前の世の中、前世)から、
その時、その場で、
そのようになる因縁(定められた決まり、宿命)であるとしている。

また、茶道では「一期一会」といって、
常々深い交わりをしている間柄であっても、
今日この席で主となり客となる出会いは、
一生に一度しかない出会いであるとして、
非常に大切なものと心得ている。

そう思うと、今の学校や職場に通うようになり、
級友や同僚と同じ時間を過ごし、
先生や上司として○○さんから教えを受けていることは、
まさに他生の縁に他ならない。

人との出会いを大切にしたい・・・。

今まで数々の出会があって、
その上に、今、新しい出会いが始まった、この時期・・・。
改めて、そんなことを強く思う。

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