2008年07月02日

●明日から期末考査

今年度から3学期制に戻った本校では、
高校が明日から4日間、中学が明後日から3日間の日程で、
1学期の期末考査が行われることになっている。

ちょうど第2学年部では、今日の午後、希望別の進路ガイダンス
(学部学科分野理解のための説明会)を実施したところで、

「進路を考えるのは3年になってからでは遅いんだ」
「2年生の、この時期を大切にしなくちゃ」
「定期テストは、すごく大事なんだから」

・・・といった意識が、子どもたちにもかなり浸透したようで、
期末考査に向けての頑張りを後押ししてくれる結果となった。

今回のテストは、本校では珍しく、週末(土日)をはさんでいて、
4日連続の日程より、勉強するには好都合だと思う。

ひとまず前半の2日間に的を絞り、集中して勉強せよ!
いい結果を待っているぞ。

さて・・・こっちは、これから試験問題の最終チェックをして、
印刷、袋詰めにかかるとしよう。

2008年07月01日

●紫キャベツでつくる、pH指示薬

午後、中3特進コースの理科の授業が、時間割変更で2時間連続になったので、
紫キャベツをつかった「pH指示薬」を作ってみることにした。

酸・アルカリの指示薬として用いるのは、リトマス試験紙、万能pH試験紙、BTB溶液
などが一般的だが、身近なものでも指示薬が作れる。

その代表選手が「紫キャベツ」で、キャベツの中に含まれている紫色の色素
アントシアニン (anthocyanin)が、酸アルカリの液性によって鋭敏に色が変化する。

この色素を抽出して、指示薬に仕立てようというわけだ。

色素を抽出する方法として、冷水や温水、エタノールなど、いくつかの方法があるが、
今回はあまり細かなことにはこだわらず、エタノールを使って簡単に・・・。

  

まず紫キャベツを千切りにしてポリ袋に入れ、その中にエタノールを注ぎ、もみほぐす。
十分にもみほぐし、抽出液が出てきたところでポリ袋の端をカットして、ビーカーへ。 

これでおしまい!
あっという間に、紫キャベツ”pH試験溶液”のできあがり。

といっても、使う前にもうひと仕事・・・

酸アルカリの液性によって色が変わるということは知っていても、何色に変化したら、
pHの値がいくらかがわかっていなくちゃ、試験溶液(指示薬)にはならないわけで、
それを確認する必要がある。

で、あらかじめpHの値が1~14の標準溶液を作っておいて、これに試験溶液を加え、
色の変化を見ることにした。

ジャーン! 結果はこんな感じ・・・

  

強酸や中性のあたりで、やや色の違いがわかりづらいところもあるが、
けっこうキレイな色の変化が現れ、指示薬として十分に使えることがわかる。

あとは、いろいろなものに、この紫キャベツ”pH試験溶液”を加え、色の変化を観察、
写真にある色と照らし合わせると、おおよそのpHが確認できるというわけだ。

カラフルな色の変化に驚きながら、興味津々で実験している子どもたち・・・
なかなか楽しい時間だった。

2008年06月30日

●気付きを「形」に・・・

今年から教壇に立った、イケメンの新任教員Nくん。

職員室に入ってくる一部生徒の言葉遣いが気になる・・・と、
こんなポスターを作って、入り口の衝立に貼ってくれた。 

  

何年もいる教員が「こんなもの」「これで当たり前」だと思っていることでも、
新人から見れば「どないなっとんねん」「これ、おかしいやろ」と思えることが
けっこうたくさんあるもので・・・

この学校に来て3年目とはいえ、あまり若くない僕としては、
気づいたことはどんどん指摘をしても、別に何の疑問も感じないが、
Nくんのようなワカモノにとっては、けっこう周囲の目が気になるらしく、
いろんなところで”小声”で指摘しては、軽く流されていたこともあって、

新任が、そういうこと(これがおかしいとか)を言っていいんですか?

・・・と思っていたらしい。

いいに決まってるやん! 君たちが言うことが大事なんやから!

教員としてはある意味、未熟かも知れない。
でもそれは、教員としての”経験”が未熟なだけであって、
人間としての感性や品性、教育者としての意識が未熟なのではない。

ひとりの人間として、子どもたちに何を伝えたいか、どう育ってほしいか・・・
それを頼りに、気づいたことはどんどん言ってほしいし、やってほしい。

そんなことを強く願っている。

ありがとう! Nくん

2008年06月29日

●2008年度滋賀すすめる会総会&近畿すすめる会交流集会

『行きたい学校で学べるように~教育に「もったいない」ことはない』を
スローガンに、明日都浜大津・大津市ふれあいプラザ4Fホールで開催された
2008年度滋賀すすめる会総会&近畿すすめる会交流集会。

あいにくの雨模様の天気でしたが、県内はもちろん大阪、京都、兵庫など
近畿各府県から200名弱の保護者、教員が集まり、情報交換を深めました。 

  

午前10時、まずは滋賀すすめる会総会が開会され、比叡山高校の松村先生から
2007年度の取り組み総括、決算報告があり、会計監査報告の後、2008年度新役員
の提案がありました。

続いて、今年度から事務局を預かる比叡山高校の藤田先生から、
2008年度活動方針と予算提案があり、全会一致で承認されました。

  

次に、ご参加いただいた国会議員並びに滋賀県議会各会派の先生方から、
力強い応援メッセージをいただきました。

 

その後、立命館大学国際平和ミュージアム・名誉館長の安斎育郎先生から
 「だまされない子どもを育てるために」と題する記念講演があり、
ユーモアあふれる語り口調で、豊富な知識に裏付けられた、とても面白く
ためになるお話しをたくさん聞くことができました。

  

続いて昼食となり、会場内に6~7人ずつのテーブル席を設け、自由に交流。
食事をしながら、各府県の情勢や取り組みの報告なども同時に行われました。

午後は、京都の長谷川庸作先生から
『私学助成の「大」削減をはかる 大阪橋下知事発言のどこが問題なん?』の
基調講演をしていただき、分散会に入りました。

各分散会では熱い議論が交わされ、どの保護者も私学助成の必要性を
いろいろな角度から切実に訴えておられるのが印象的でした。

  

最後に全体会を行い、各府県代表者が”共同アピール”を順番に読み上げ、
大きな拍手の下、全会一致で採択し、閉会となりました。

いろいろな学びとともに、私学助成とは何か、教育とは何かを考える
非常にいい機会となりました。

2008年06月28日

●フリースクール

友人と話していて、「フリースクール」のことが話題になった。

フリースクルーの定義は幅広く、日本と外国ではかなり違っていて・・・

外国では、アメリカなどの人道主義に基づく授業料無償の学校、
あるいはヨーロッパなどのオープンに自立を育て、子どもを中心として
行われる教育形態を総称して言うのに対し、

日本では不登校の子供たちの受け皿として、民間や個人が作った学校で、
学校教育法1条に定める学校の要件に該当しないものがほとんど。
フリースクールを卒業・修了しても、進学や就職、資格取得に必要な学校の
卒業資格は得られない。

ぶっちゃけて言うと「正規の学校じゃない」ということになるのかもしれないが、
学習指導要領等の規制の枠にとらわれず、自由で独創的な教育ができ、
既存の学校に合わない子供にとって、重要な選択肢となっている。

1992年からは、在籍する学校の校長の裁量によって、フリースクール等の
民間施設に通った期間を、正規の学校に通ったのと同様、学習指導要録上
出席扱いすることができるようになり、少しずつその必要性が認知されつつある。

個人的には、不登校の子どもたちを、通信制や単位制の学校に籍を移すことで
解決してたような気になっている現状を思うと、今後、子どもの「真の学び」や
「自立」を育てる場として必ず必要になってくるはずだ。

そのエッセンスを、ぜひ本校の教育の中に取り入れたいと思うが、どうだろう・・・。

《最近の関連記事》

☆不登校問題、京都の教委がフリースクールと連携(読売新聞:6月17日)
 http://osaka.yomiuri.co.jp/edu_news/20080617kk04.htm

☆京都府教委、学習成果を内申書に反映(毎日新聞:2月7日)
 http://mainichi.jp/life/edu/news/20080207k0000e040075000c.html

☆学習成果、内申書に 京都府教委、認定校を助成(毎日新聞:2月7日)
 http://mainichi.jp/life/edu/news/20080207dde001100024000c.html

2008年06月27日

●文化部の充実

若手職員と話していて、新聞部をつくりたいという声が出た。

確かに・・・

放送部も必要だ。
演劇部もあっていいんじゃない。

体育系のクラブはそれなりに充実しているというか、
国体やインターハイはもとより、あるいは日の丸を背負って
国際大会に出場する選手もいるくらい、素晴らしい活躍をしている。

ある意味、それが学校の魅力=牽引力になっている部分もある。

しかし、文化系のクラブに目をやると、目立つのは吹奏楽、書道
あとは・・・どれも細々とした活動で、あるのか、ないのか

すごくお寒い状況なのだ。

新聞部や放送部などは、学校なら当然あるべきものだと思うし、
生徒会がその一部を担っているようでは、できることは知れている。

文化の香りがしないような学校に、心豊かな感性や人間力の育成を
語る資格があるのかどうか・・・

学校再生のひとつの糸口が見えたような気がする。

2008年06月26日

●期末考査まで、あと一週間

体育祭の心地よい余韻に浸りたいところだが、
日程の関係で、いきなり期末考査一週間前という状態に置かれ、
気持ちを切り替えざるを得なかった生徒たち・・・

朝から、落ち着いた雰囲気の中、ふだんの学習に戻っていった。

大学入試などの関係もあって、秋に体育祭と文化祭を実施することが
難しくなり、夏休み前に体育祭、夏休み明けに文化祭といった形で、
夏休みの前後に行事をもってきて、なるべく準備(事前取り組み)等で、
授業が影響を受けないようにしている学校が多い。

改善策として、体育祭と文化祭をひとつにまとめ、学園祭というスタイルで
一気にやってしまうのはどうか、あるいは春に体育祭をもってきて、
運動競技会みたいにするのはどうか・・・など、いくつか意見は出ているが、
実情はそう簡単にもいかず、従来のスタイルに準じて、頭を抱えながら
日程調整をしている状態だ。

加えて、本校の場合、中高一貫(中学)と高校、両方の行事が関係し、
さらにその調整が複雑になっている。

願いは両方の行事をそろえることだが、果たして実現するかどうか・・・